ごみ組成調査-ごみ減量のポイント
最終更新日:令和3年5月27日

【ごみの中身】
■ 一口に「ごみ」と言っても、その中身は、「紙ごみ」、「プラスチックごみ」、「生ごみ」など、様々です。
■ ごみの中にも、もう使うことができない不要物として廃棄されたものと、リサイクルできるのに捨てられた資源化物があります。
■ ごみは、市民生活や経済活動の結果として出され、ごみの組成(種類とその割合)は、生活様式や経済動向などの社会の様子を反映しながら、絶えず変動しています。

館山市清掃センターに搬入された燃せるごみ
ごみ組成調査の必要性
ごみ組成調査の方法
■ ごみ組成調査では、ごみの種類の重量比(%)等を分析します。
■ ごみ焼却施設には、法律等で「ごみ質調査」が義務付けられ、以下の組成を分析します。
(1) 紙・布類
(2) ビニール・合成樹脂・ゴム・皮革類
(3) 木・竹・ワラ類
(4) 厨芥類
(5) 不燃物類
(6) その他
【ごみ組成調査の手順】
1 試料の採取
ピット内のごみを混合したのち、試料となるごみを採取します。

ごみ収集車がピットに燃せるごみを投入

クレーンでごみを採取

クレーンでごみを採取
2 試料の調製
(1) 採取した試料を、スコップでよく混ぜ合わせ、袋づめのごみは中味を取り出し、とくに⼤きなものは細分します。
(2)試料をさらに混ぜ合わせ、試料を四つに分けながら数回分割して、その一部を試料として5~10kg採取します。

採取した試料をスコップでよく混ぜ合わせます

試料を四つに分けながら数回分割して一部を試料とします
■ ごみ焼却施設には、法律等で「ごみ質調査」が義務付けられ、以下の組成を分析します。
(1) 紙・布類
(2) ビニール・合成樹脂・ゴム・皮革類
(3) 木・竹・ワラ類
(4) 厨芥類
(5) 不燃物類
(6) その他
【ごみ組成調査の手順】
1 試料の採取
ピット内のごみを混合したのち、試料となるごみを採取します。

ごみ収集車がピットに燃せるごみを投入

クレーンでごみを採取

クレーンでごみを採取
2 試料の調製
(1) 採取した試料を、スコップでよく混ぜ合わせ、袋づめのごみは中味を取り出し、とくに⼤きなものは細分します。
(2)試料をさらに混ぜ合わせ、試料を四つに分けながら数回分割して、その一部を試料として5~10kg採取します。

採取した試料をスコップでよく混ぜ合わせます

試料を四つに分けながら数回分割して一部を試料とします
ごみ組成調査についてのお問い合わせ
館山市環境センター(清掃センター)住所:〒294-0026 千葉県館山市出野尾538
電話:0470-23-3033
FAX:0470-20-1241
E-mail:kankyocenter@city.tateyama.chiba.jp
電話:0470-23-3033
FAX:0470-20-1241
E-mail:kankyocenter@city.tateyama.chiba.jp
調査結果
年度 | ごみ組成分析(%) | 単位 容積 重量 (kg/㎥) |
性状分析(%) | |||||||
紙・ 布類 |
ビニール、合成樹脂、ゴム、皮革類 | 木、竹わら類 | 厨芥類 | 不燃物類 | その他 | 水分 | 可燃分 | 灰分 | ||
平成元 | 50.7 | 15.9 | 8.6 | 15.3 | 4.4 | 5.1 | 123.0 | 38.6 | 52.0 | 9.4 |
平成2 | 48.4 | 20.1 | 11.0 | 11.6 | 2.2 | 6.7 | 163.0 | 34.4 | 57.9 | 7.7 |
平成3 | 36.4 | 25.8 | 14.2 | 12.7 | 4.2 | 6.7 | 179.0 | 37.2 | 53.9 | 9.0 |
平成4 | 48.5 | 11.4 | 14.6 | 14.0 | 5.7 | 5.5 | 175.0 | 33.0 | 54.8 | 12.2 |
平成5 | 36.6 | 14.5 | 18.6 | 20.5 | 4.0 | 5.8 | 179.0 | 41.3 | 45.0 | 13.7 |
平成6 | 47.6 | 16.5 | 6.9 | 19.2 | 6.0 | 3.8 | 263.5 | 52.5 | 40.5 | 7.0 |
平成7 | 36.7 | 17.1 | 16.9 | 21.8 | 2.5 | 5.0 | 148.8 | 41.3 | 57.0 | 11.2 |
平成8 | 30.6 | 18.1 | 14.2 | 30.9 | 2.5 | 3.7 | 149.7 | 48.1 | 39.5 | 12.4 |
平成9 | 47.4 | 18.7 | 7.2 | 18.5 | 2.9 | 5.4 | 257.2 | 57.0 | 38.2 | 4.8 |
平成10 | 34.4 | 23.7 | 10.0 | 24.8 | 2.1 | 5.0 | 123.8 | 46.0 | 46.1 | 7.9 |
平成11 | 53.7 | 19.5 | 7.4 | 10.6 | 4.6 | 4.2 | 137.0 | 42.7 | 35.9 | 21.4 |
平成12 | 34.9 | 23.5 | 22.2 | 10.9 | 2.9 | 5.8 | 178.0 | 43.7 | 35.1 | 21.2 |
平成13 | 43.3 | 19.3 | 7.8 | 23.1 | 2.1 | 4.4 | 153.0 | 49.9 | 35.5 | 5.3 |
平成14 | 48.1 | 25.0 | 16.5 | 5.5 | 4.4 | 0.5 | 120.0 | 60.8 | 35.3 | 3.9 |
平成15 | 33.8 | 23.8 | 12.6 | 24.6 | 1.4 | 3.8 | 143.8 | 49.7 | 45.2 | 5.1 |
平成16 | 57.9 | 23.5 | 10.4 | 6.2 | 0.4 | 1.6 | 99.7 | 40.5 | 53.6 | 5.9 |
平成17 | 57.2 | 18.0 | 18.0 | 4.5 | 1.3 | 1.0 | 107.7 | 39.4 | 56.5 | 4.1 |
平成18 | 55.8 | 19.8 | 17.8 | 4.9 | 0.1 | 1.8 | 113.7 | 43.5 | 51.8 | 4.7 |
平成19 | 35.5 | 30.3 | 19.6 | 11.2 | 0.8 | 2.7 | 140.2 | 50.3 | 45.5 | 4.1 |
平成20 | 50.0 | 27.3 | 12.2 | 8.6 | 0.6 | 1.3 | 115.8 | 44.7 | 50.9 | 4.4 |
平成21 | 57.0 | 23.6 | 9.3 | 6.4 | 2.4 | 1.3 | 108.0 | 37.3 | 55.8 | 6.9 |
平成22 | 41.5 | 21.6 | 19.8 | 10.1 | 0.6 | 6.4 | 170.0 | 47.1 | 47.5 | 5.4 |
平成23 | 39.6 | 20.6 | 21.6 | 12.1 | 0.3 | 5.8 | 161.5 | 50.2 | 44.7 | 5.1 |
平成24 | 45.2 | 16.6 | 17.4 | 15.5 | 1.0 | 4.3 | 161.3 | 52.8 | 42.3 | 4.9 |
平成25 | 39.2 | 16.1 | 18.0 | 19.4 | 0.9 | 6.4 | 170.5 | 55.0 | 39.6 | 5.4 |
平成26 | 38.5 | 22.8 | 18.2 | 10.6 | 1.2 | 8.7 | 159.7 | 51.7 | 41.7 | 6.0 |
平成27 | 35.3 | 20.1 | 24.1 | 11.7 | 0.4 | 8.4 | 182.0 | 59.7 | 34.5 | 5.8 |
平成28 | 34.9 | 22.6 | 23.9 | 11.4 | 0.1 | 7.1 | 183.5 | 55.5 | 38.4 | 6.1 |
平成29 | 35.9 | 25.6 | 25.7 | 7.5 | 0.3 | 5.0 | 171.3 | 51.7 | 43.0 | 5.3 |
平成30 | 30.8 | 23.7 | 31.0 | 8.0 | 0.0 | 6.5 | 170.5 | 50.1 | 44.3 | 5.6 |
令和元 | 43.7 | 19.4 | 17.3 | 9.6 | 5.3 | 4.7 | 150.3 | 42.7 | 46.9 | 10.4 |
令和2 | 35.9 | 21.9 | 20.8 | 9.4 | 4.3 | 7.8 | 153.0 | 41.8 | 47.6 | 10.7 |
年度 | ごみ組成分析(%) | 単位 容積 重量 (kg/㎥) |
性状分析(%) | |||||||
紙・ 布類 |
ビニール、合成樹脂、ゴム、皮革類 | 木、竹わら類 | 厨芥類 | 不燃物類 | その他 | 水分 | 可燃分 | 灰分 | ||
平成3~平成7 | 41.2 | 17.1 | 14.2 | 17.6 | 4.5 | 5.4 | 189.1 | 41.1 | 48.3 | 10.6 |
平成8~平成12 | 40.2 | 20.7 | 12.2 | 19.1 | 3.0 | 4.8 | 169.1 | 47.5 | 39.0 | 13.5 |
平成13~平成17 | 47.8 | 21.9 | 13.1 | 12.8 | 1.9 | 2.3 | 124.8 | 48.1 | 45.2 | 4.9 |
平成18~平成22 | 44.0 | 24.5 | 15.7 | 8.2 | 0.9 | 2.7 | 129.5 | 44.6 | 50.3 | 5.1 |
平成28~令和2 | 36.2 | 22.6 | 23.7 | 9.2 | 2.0 | 6.2 | 165.7 | 48.4 | 44.0 | 7.6 |

家庭ごみを正しく分別して出しましょう!
■ 近年、燃せるごみに混入される不燃物類は減少傾向にありましたが、令和元年度以降、再び増加しています。

■ 令和2年度には、収集した「燃せるごみ」の中から、次のような「不燃物」がみつかりました。
○ 座椅子 ○ 消火器 ○ 扇風機
■ 燃せるごみが焼却される時、普通は灰となり、最後は「灰ピット」と呼ばれる集積場所に溜まっていきます。
■ しかし「不燃物」が混入されると、焼却炉の中やベルトコンベアーで詰まってしまい、焼却を止めないと、取り除くことができません。
■ 館山市のごみ処理に、大きな支障があります。「不燃物」の混入は、絶対におやめ下さい。

燃せるごみとして出された座椅子

■ 令和2年度には、収集した「燃せるごみ」の中から、次のような「不燃物」がみつかりました。
○ 座椅子 ○ 消火器 ○ 扇風機
■ 燃せるごみが焼却される時、普通は灰となり、最後は「灰ピット」と呼ばれる集積場所に溜まっていきます。
■ しかし「不燃物」が混入されると、焼却炉の中やベルトコンベアーで詰まってしまい、焼却を止めないと、取り除くことができません。
■ 館山市のごみ処理に、大きな支障があります。「不燃物」の混入は、絶対におやめ下さい。

燃せるごみとして出された座椅子
ごみ減量のポイント
ポイント1 生ごみはできるだけ水分を切ってごみ出ししましょう
■ ごみの三成分(水分・可燃分・灰分)の分析結果をみると、水分の割合が最も多く、40~60%を占めています。
■ 生ごみは、三角コーナーや水切りネットなどを使い、水分をできるだけ減らしてごみ出しすることで、かなりの減量効果となります。
■ 生ごみは、三角コーナーや水切りネットなどを使い、水分をできるだけ減らしてごみ出しすることで、かなりの減量効果となります。
ポイント2 リサイクルができるごみは、分別してごみ出ししましょう
■ ごみ組成分析の結果から、「紙・布類」と「ビニール、合成樹脂、ゴム、皮革類」が、多くの割合を占めていることがわかります。
■ これらのうち、特に減量効果が期待できるのは、「紙類」とビニール類のうち「プラスチック製容器包装」です。
■ 紙類は、新聞、雑誌(雑紙)、段ボール、飲料用紙パックに分けて、古紙類の日にごみ出しして下さい。
■ 多少の汚れのあるプラスチック製容器包装は、水洗いして乾かしてから、プラスチック製容器包装の日にごみ出しして下さい。
■ これらのうち、特に減量効果が期待できるのは、「紙類」とビニール類のうち「プラスチック製容器包装」です。
■ 紙類は、新聞、雑誌(雑紙)、段ボール、飲料用紙パックに分けて、古紙類の日にごみ出しして下さい。
■ 多少の汚れのあるプラスチック製容器包装は、水洗いして乾かしてから、プラスチック製容器包装の日にごみ出しして下さい。
ポイント3 食品ロスを削減しましょう
■ まだ⾷べられるのに廃棄されている⾷品、いわゆる「⾷品ロス」は、我が国全体で年間600万トン(農林水産省 平成30年度推計)と推計されています。
■ 食材を買う時、料理をする時、食品ロスをできるだけ減らしていきましょう。
📖 全国おいしい食べきり運動
■ 食材を買う時、料理をする時、食品ロスをできるだけ減らしていきましょう。
📖 全国おいしい食べきり運動
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建設環境部環境課一般廃棄物係
住所:〒294-8601
千葉県館山市北条1145-1
電話:0470-22-3354
FAX:0470-23-3116
E-mail:kankyouka@city.tateyama.chiba.jp