千葉県南総文化ホール・コミュニティセンターエリアのパブリックアート

最終更新日:令和5年6月22日

1.《風の道標》湯村 光


作家名:湯村 光(ゆむら ひかる)
作品名:風の道標
設置年:1993年
寸 法:H1720×W2320×L520mm
素 材:黒御影石


湯村光(1948~)は鳥取県生まれ。東京芸術大学彫刻科卒業後、フランスに渡り、同国の国立パリ美術学校に留学。安田火災(現・損保ジャパン)美術財団奨励賞展の彫刻部門で優秀賞受賞。
コミュニティセンター敷地内に設置されている「風の道標」は1990年の作品。黒御影石を用いた彫刻作品を制作し、ヘンリー・ムーア大賞展優秀賞をはじめ、数々の芸術賞を受賞しています。京都国立近代美術館、神奈川県立近代美術館、埼玉県立近代美術館などに作品があります。

2.《白く、強く、太陽、を》中村 錦平


作家名:中村 錦平(なかむら きんぺい)
作品名:
白く、強く、太陽、を 
設置年:1996年

中村錦平(1935~)は石川県金沢市生まれ。金沢美術工芸大学彫塑科中退、割烹〈中嶋〉で日本料理と魯山人の器を実学の後、陶芸を始めます。 ソニービルやモントリオール万博日本館の〈陶の壁>が評価されます。1993年に芸術選奨文部大臣賞を受賞、1998年には多摩美術大学に新設された工芸学科の初代学科長に就任しました。2006年には文化庁長官表彰を受け、現在は多摩美術大学名誉教授です。
南総文化ホール壁面の「白く、強く、太陽、を」は、南房総の地形の特徴を主題にしています。 西に面した壁面(写真右側)には外房の海岸線、南に面した壁面(写真左側)には内房の海岸線をあらわし、南房総の風景の特徴を海と山、波と岩、波頭の形と輝きなどをさまざまなパターンや立体造形、さらには各種素材の色調や照りなどによって印象的に表現しています。 西側左上にあるブロンズの岩上端の火炎は、太陽が城山の上空に来た時に照り返すように設計されています。
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