神戸地区のトルコギキョウ

最終更新日:令和5年7月20日


 
 優雅な花姿で人気のトルコギキョウ、華やかな見た目と日本人好みのパステルカラーで装飾用や贈答用として人気が高い花です。館山は県内出荷量の約1/3を占める主要産地で、神戸地区の花農家20軒ほどでその出荷量を支え、取り扱い品種は90~100種と驚くべき数字です。主に首都圏の市場へ出荷されており、生産時期は6月~7月、10月~11月です。

花の特徴

 トルコギキョウという名前ですが、原産地は北アメリカ。フリル状の花弁が重なった大輪でゴージャスな品種や、桔梗のような小ぶりで落ち着いたイメージの品種など、多数の品種があり、それぞれ違った姿で楽しませてくれます。蕾のときは薄い緑色で、花が開き始めると品種の色に変わっていき、花びらの色の移り変わる様子も楽しめます。

地域の特徴

 神戸地区で生産が始まったのは昭和54年ごろからで、洋花人気に後押しされ高い販売価格で取引されていました。平成5年ごろにハウスの大規模整備を行ったタイミングで共撰出荷を開始し、品質の良い花を出荷するために丹念に手をかけるようになり、安定して市場に喜ばれる花を出荷できるようになりました。
 品種数が多いトルコギキョウですが、市場の人気に応えるために毎年種苗会社による講習会を実施し、需要に合った品種選定をしています。これができるのも、90~100品種を取り扱い、どの品種であっても良い品質で栽培できる安定した技術があるからこそです。
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