北条中央公園エリアのパブリックアート

最終更新日:令和5年6月22日

1.《田園の風よ》手塚 登久夫


作家名:手塚 登久夫(てづか とくお)
作品名:田園の風よ
設置年:1980年
寸 法:H600×W2000×L600mm
素 材:黒御影石

 
手塚登久夫(1938~2015)は栃木県上都賀郡今市町(現日光市)生まれ。東京芸術大学の卒業制作がサロン・ド・プランタン賞受賞。東京芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。東京芸術大学美術学部彫刻科の教授を2006年までつとめました。
「月に吠える'89」をはじめ、作品の多くは「梟」をモチーフとしており、これは、少年の頃、絵画を学んでいた先生が梟を育てており、手塚氏が一緒に世話をした思い出によるとのことです。現在、生家は「日光市ふくろうの森 手塚登久夫石彫館」として公開されています。館山市立博物館本館にも、梟をモチーフにした「月に吠える'89」が設置されています。

2.《緑の邂逅》竹 道久


作家名:竹 道久(たけ みちひさ)
作品名:緑の邂逅
設置年:1980年
寸 法:H1500×W1200×L400mm
素 材:黒御影石


竹道久(1948~)は鹿児島県生まれ。東京芸術大学大学院修了後、鹿児島で制作を始めました。第37回南日本美術展でパリ賞を受賞し、翌年、鹿児島県海外派遣美術留学生としてフランスに留学します。帰国後も石彫を主体に南日本美術展や二科展等で発表を重ねています。
作品はテーマに沿って具象、抽象を問わず自由に制作しており、主な作品に「緑の風景」(武蔵野音楽大学)、「想」(長島美術館)、「ひだまり」(霧島アートの森)等があります。中央公園に設置された「緑の邂逅」は大学院修了作品展の出品作品です。

3.《レモン》峰村 哲也


作家名:峰村 哲也(みねむら てつや)
作品名:レモン
設置年:1981年
寸 法:H1650×W450×L450mm
素 材:ブロンズ


峰村哲也(1956~)は北海道足寄町生まれ。東京芸術大学大学院後期博士課程修了。現在は新潟県長岡市に在住し制作活動を続けており、新潟県を中心に、各地の展覧会へ出展しています。
中央公園に設置されている「レモン」は、東京芸術大学彫刻家の卒業作品展に出品した作品で、峰村の最初のパブリックコレクションです。
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