有害鳥獣対策~農作物に被害が出たら

最終更新日:令和5年9月1日

有害鳥獣(イノシシ、ハクビシン等)による農作物の被害対策には、下記の制度が利用できます。

 

農地への防護柵設置

ワイヤーメッシュや電気柵で農地を囲い、有害鳥獣の侵入を防止する場合は、事前に申請すると補助が受けられます。
 

有害鳥獣被害防止対策事業

被害農家が3戸以上で協同して防護柵を設置する場合は、国の補助事業の対象となり、認定された場合は下記のいずれかの交付が受けられます。
・防護柵の材料(現物支給)
・防護柵の設置を含む経費の半額

※国の補助事業認定を受けるため、交付決定、支給が翌年度以降になる場合があります。また被害状況の申請、近傍にわなの設置を要する等の条件があります。
 

館山市有害獣防護柵設置事業費補助金

国の補助事業の対象にならない農地の被害に対しては、市の補助金が受けられます。
 ・防護柵の材料費(工賃は対象外)の半額
※設置延長が150m以上であること。柵の種類により単価に限度がある等の条件があります。
 
上記のいずれも、交付決定前に設置してしまうと、補助が受けられなくなります。また補助を受けた場合は、5年間他の補助制度が利用できなくなる場合があります。 近隣の農地所有者とご相談の上、ご利用をお願いします。
 

有害鳥獣の捕獲

有害鳥獣を捕獲して被害を防止する場合は、千葉県知事の許可が必要となります。捕獲を希望する場合は、まず館山市にご相談ください。
館山市は、下記の動物について千葉県から捕獲許可を受けています。市の捕獲従事者になると、有害鳥獣を自ら捕獲・処分することが可能となります。

捕獲許可を受けている動物
イノシシ、ニホンジカ、キョン、アライグマ、ハクビシン、タヌキ、ノウサギ、ニホンザル、アカゲザル及びニホンザルとアカゲザルの交雑種、カラス、ムクドリ、ヒヨドリ、ゴイサギ、カモ類、スズメ、キジ(オスのみ)
※アナグマは捕獲許可を受けていません。
 

鳥獣捕獲従事者になるには

・従事者になるためには、捕獲する手段(わな・銃)に応じた狩猟免許の所持が必要となります。免許を取得したら館山市に従事者登録の申し込みをいただき、千葉県から捕獲従事者証が交付された後に、有害鳥獣の捕獲ができるようになります。
・館山有害鳥獣対策協議会では、有害鳥獣捕獲のためにわな免許を取得した方に対し、費用を補助しています。また捕獲従事者には、わなの貸出も行っています。
・従事者が有害鳥獣を捕獲した場合は、捕獲報償金が支払われます。
・捕獲作業を適正に行い、技術を向上させるため、また共同で効果的な捕獲を行うため、従事者にはお住まいの地区で組織された対策協議会への加入をお奨めしています。
 

自力で捕獲できない場合

自力での捕獲が困難な場合は、安房猟友会の有害鳥獣捕獲隊に協力を依頼することができます。
被害の内容について館山市までご相談ください。

 
このページについてのお問い合わせ
経済観光部農水産課有害鳥獣対策係 住所:〒294-8601 千葉県館山市北条1145-1
電話:0470-22-3397
FAX:0470-23-3115
E-mail:nousuisanka@city.tateyama.chiba.jp
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