「岩崎巴人 水墨画の世界」

最終更新日:令和5年10月20日

博物館では、館山市名誉市民で水墨画家として活躍された故岩崎巴人(いわさきはじん)画伯の作品を紹介しています。
年に1度テーマを変えて、企画展等(展示設営・撤収期間を含む)を開催していない時期に展示しています。
展示期間の詳細は、お問い合わせください。

見学のご案内

会場:館山市立博物館本館2階 企画展示室
展示期間:詳細はお問い合わせください
常設展観覧料でご覧いただけます。
喫茶去(趙州三椀之茶)図 七福神宝船図
喫茶去(趙州三椀之茶)図/七福神宝船図

岩崎巴人画伯プロフィール

岩崎巴人画伯 大正6年(1917)、東京都に生まれる。本名岩崎彌壽彦(やすひこ)

中学校に通いながら川端画学校夜間部日本画科専攻で学び、昭和13年(1938)、小林古徑に入門する。この年、日本美術院展第25回に「芝生」が入選。以後、数度の入選を経験するも、22年(1947)に日本美術院を退会し、筆墨のおもむくままに各地を放浪した。
その後、各美術展に連続出品し高い評価を得る。29年(1954)から3年半にわたって茨城県に暮らし、牛久沼で河童の絵を研究。

41年(1966)に館山市西岬に移り住み、翌年、田村たけと結婚。
45年(1970)、上野で第1回「岩崎巴人大作展」を開催。同年、「百鬼夜行」が東京国立近代美術館に収蔵された。 46年(1971)よりインド仏跡巡礼の旅に出て、48年(1973)にはインドブダガヤの日本寺に壁画を描いた。52年(1977)、妻たけと共に出家。54年(1979)には「暁」が文化庁に買い上げられている。

各地の展覧会で作品を発表する傍ら、62年(1987)からはNHK教育テレビ「水墨画入門」において講師を務め人気を博した。平成11年(1999)に館山市名誉市民となる。22年(2010)5月9日、93歳で逝去。

館山市に多数の作品を寄贈し、海南刀切神社(館山市見物)など房州各地に作品を残している。
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館山市立博物館学芸係(本館) 住所:〒294-0036 千葉県館山市館山351-2 城山公園内
電話:0470-23-5212
FAX:0470-23-5213
E-mail:hakubutukan@city.tateyama.chiba.jp
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