【県指定有形文化財】絹本著色僧形八幡神像
最終更新日:平成24年4月26日

指定名称
 絹本著色僧形八幡神像
(けんぽんちゃくしょくそうぎょうはちまんしんぞう)
 
      (けんぽんちゃくしょくそうぎょうはちまんしんぞう)
種別
 千葉県指定有形文化財《絵画》
        
 
      指定日
 平成6年(1994)2月22日
        
 
      所在地
 館山市那古1125
        
 
      所有者
 那古寺
        
 
      概要
 八幡神は、大分県の宇佐八幡宮を源流とする神で、奈良時代の東大寺大仏鋳造(ちゅうぞう)を契機に中央に進出し、東大寺の鎮守神となりました。この僧形八幡神像は、鶴谷八幡宮を別当(べっとう)寺として管理運営していた那古寺に伝わるものです。
明治時代まで、放生会(ほうじょうえ)とよばれていた「やわたんまち」は、この僧形八幡神像を祭神として神社に移し祀(まつ)ってから、執(と)り行われたといいます。
この像は、縦160.5cm、横106cmほどの大きさです。その構図は、三尊(さんぞん)形式で、左手に数珠、右手に錫杖(しゃくじょう)を持ち、蓮華座(れんげざ)に坐(ざ)した八幡神を中心に、左に男神、右に若宮八幡が描かれています。
三尊形式の僧形八幡神像は、鎌倉時代にあらわれたもので、この像も14世紀半ばから後半頃のものと考えられています。
 
      明治時代まで、放生会(ほうじょうえ)とよばれていた「やわたんまち」は、この僧形八幡神像を祭神として神社に移し祀(まつ)ってから、執(と)り行われたといいます。
この像は、縦160.5cm、横106cmほどの大きさです。その構図は、三尊(さんぞん)形式で、左手に数珠、右手に錫杖(しゃくじょう)を持ち、蓮華座(れんげざ)に坐(ざ)した八幡神を中心に、左に男神、右に若宮八幡が描かれています。
三尊形式の僧形八幡神像は、鎌倉時代にあらわれたもので、この像も14世紀半ばから後半頃のものと考えられています。
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