~市民運動場で更なる熱中症予防対策~ 熱中症指数計・警戒表示板を設置

最終更新日:令和4年7月21日

  

市民運動場 熱中症予防対策

(少年サッカーで利用していたチーム 柏台JSC)

関東地方も梅雨が明け、夏本番を迎えるなか、市民運動場では、今年も熱中症対策として、恒例となった「ミストシャワー」やテントを活用した「日陰オアシス」、「デジタル温湿度計」の設置、的確な暑さ指数(WBGT)を算出する「熱中症指数計」(熱中アラーム)での計測による「警戒表示板」の設置及び場内アナウンスを行っています。
館山へ合宿で訪れ、少年サッカーチームの柏台JSC(千葉市)子供たちは、市内の団体との交流試合の合間にミストシャワーの中に入り、「冷たい!」、「体が涼しくなって気持ちいい」と歓喜の声をあげていました。
(大型デジタル温湿度計)
利用団体の指導者は「暑さが続く中、子供一人一人に目を配るのは、とても大変です。適宜休憩はとるようにしていますが、ミストシャワーでは、すべて子供たちがクールダウン出来るので、設置していただき非常にありがたいです。また、表示板で今どのくらいの指数になっているかわかるのでとても参考になります。」と話していました。
(日陰のオアシス)
市の担当者は「利用者の皆様は、こまめな水分・塩分補給を摂っていただくと共に、ミストシャワーも活用していただきたい。また、保護者などは、テント内の日陰で観戦してほしい。」と語っていました。




(熱中症指数計【熱中アラーム】)
 
熱中症を引き起こす条件としてこれまで「気温」だけを重要視していましたが、湿気の多い日本では暑さ指数(WBGT)での算出が熱中症予防に効果的であるため、市民運動場では、適宜アナウンスと表示の掲示を更新していきます。

(熱中症警戒表示板)

暑さ指数(WBGT)とは?

暑さ指数(WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature)は、熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標です。 単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、その値は気温とは異なります。暑さ指数(WBGT)は人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい (1)湿度、 (2)日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、 (3)気温の3つを取り入れた指標です。
グラフの暑さ指数(WBGT)が28℃(厳重警戒)を超えると熱中症患者が増加する傾向にあります。

運動時の対策

スポーツ活動による熱中症は、適切な予防処置により防げるものです。熱中症の発生には、環境の条件、運動の条件、個人のコンディションが関係しており、次のような対策が必要です。

(1)環境条件を把握しておきましょう。
(2) 状況に応じて休憩をとり、水分補給を行いましょう。
(3) 暑さに徐々に慣れる。
(4) 個人の条件や体調を考慮する。
(5) 服装に気をつける。
(6) 具合が悪くなった場合には早めに処置をとる。
(7) 無理な運動はしない。


 

運動に関する指針

環境条件の指標は気温、気流、湿度、輻射熱を合わせた暑さ指数(WBGT)が望ましいですが、気温が比較的低い場合には湿球温度を、気温が比較的高い場合には乾球温度(気温)を参考にしても結構です。まず、環境条件を把握しておきましょう。市民運動場では、熱中症予防のための目安として下表の運動指針を示しています。
また、その時々の暑さ指数(WBGT)を見やすく表示しています。




熱中症アラート(33℃以上)


危険(31℃以上)
 




厳重警戒(28~31℃)


警戒(25~28℃)


注意(21~25℃)


ほぼ安全(21℃未満)



※本HPは、環境省予防情報サイトの情報を参考に作成しています。

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