スポーツ庁から、令和3年度体力つくり優秀組織表彰の文部科学大臣賞の伝達がありました。
本来であれば、2月4日の「生涯スポーツ・体力つくり全国会議2022」で表彰される予定でしたが、開催場所の沖縄県が、一早くまん延防止等重点措置の対象となり、参集、対面式での会議が中止となったため、千葉県を通じて伝達されました。
館山市は、令和2年11月に「スポーツ健康都市」を宣言し、人生100年時代に向けて市民の健康増進と館山市のスポーツ文化の継承を図っています。
市民がスポーツに接する機運醸成を図るため、OCEAN+FEST TATEYAMAや館山市民スポーツ・レクリエーション祭など各種スポーツイベントの実施や、市内8つのスポーツ施設の維持管理に長年務めています。また、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の事前キャンプを通じて、トップ選手に支持されるスポーツ環境を市民だけでなく多くの競技関係者にアピールし、スポーツ観光の観点から地域経済の活性化に貢献してきました。昭和56年から続いている館山若潮マラソンや、美しく穏やかな館山湾を活用した館山わかしおトライアスロン大会等の恒例行事を通じて多くのスポーツボランティアを育成するなど、スポーツを「する」だけでなく、「みる」「応援する・ささえる」ことにも力を入れています。さらに、心身の健康に関する個別相談に応じて指導及び助言を行うことや保健師による家庭訪問での支援、体組織や血管年齢を測定し、自ら体の状態をチェックできる「健康サロン」を定期的に実施しています。
このような取り組みが評価され、今回の受賞が決まりました。
館山市の金丸謙一市長は「スポーツに適した環境、体力つくりに長年取り組んできた市民、それを支える方々の努力が評価されての今回の受賞。市民の方々と、喜びを分かち合いたい。これからも市民の皆様と共に、市民の健康増進とスポーツによる地域活性化を進めたい。」と喜びました。
館山市は、昭和46年にも体力つくり国民会議議長賞を受賞しており、2度目の受賞です。