令和3年度　体力つくり優秀組織　文部科学大臣賞を安房地域　初受賞

最終更新日：令和3年12月24日

　館山市が「令和3年度　体力つくり優秀組織」として、文部科学大臣賞を安房地域で初受賞しました。

　この表彰は、地域や職場における保健・栄養の改善及びスポーツ・レクリエーションの普及運動（体力つくり運動）を推進し、顕著な成果を上げている組織に贈られるものです。体力つくり運動の普及及び充実を図ることを目的に昭和43年から実施されています。今年度の文部科学大臣賞には全国から4組織が選ばれ、県内では館山市のみでした。

【表彰概要】
　令和2年11月に「スポーツ健康都市」を宣言し、人生100年時代に向けて市民の健康推進と館山市のスポーツ文化の継承を図っている。
　市民がスポーツに接する機運醸成を図るため、OCEAN+FEST TATETAMAや市民スポレク祭など各種イベントの実施や、市内8つのスポーツ施設の維持管理に長年努めている。また、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の事前キャンプを通じて、トップ選手に支持されるスポーツ環境を市民だけではなく多くの競技関係者にアピールし、スポーツ観光の観点から地域経済の活性化に貢献してきた。昭和56年から続いている館山若潮マラソン大会等の恒例行事を通じて多くのスポーツボランティアを育成するなど、スポーツを「する」だけでなく、「みる」「応援する・ささえる」ことにも力を入れている。
さらに、心身の健康に関する個別相談に応じて指導及び助言を行うことや保健師による家庭訪問での支援、体組織や血管年齢を測定し、自らの体の状態をチェックできる「健幸サロン」を定期的に実施している。

　金丸市長は、「市民に支えられてきた歴史ある若潮マラソン、事前キャンプでのトップアスリートからの高い評価、コロナ禍にあっての「スポーツ健康都市宣言」など、スポーツに適した環境と、体力つくりに取り組む市民と、一流選手らを支え応援する文化は館山市の大きな財産。今回の受賞は、館山市民にいただいたもの。これからも育みながら市民の健康増進とスポーツによる地域活性化を進めていきたい。」と感謝と展望を話しました。