コロナ禍のランニングエチケット10

最終更新日:令和3年8月30日

 コロナ禍でも、各自で体力づくりのためウォーキングやランニングなど、エチケットを守って楽しみましょう。



新型コロナウイルスが蔓延する今、心身の状態を整えるためにランニングが有効であることは言うまでもありません。
だからこそ「ウイルスに感染する」「ウイルスを他人に感染させる」リスクをなくしながら走るために、10のランニングエチケットを心掛けましょう。

*2020年5月22日発売 月刊ランナーズ7月号掲載記事より抜粋
 
  1. お勧めは断然「早朝ラン」
  2. 人気(ひとけ)が少ないコースを選ぼう
  3. 人がいる場所を走る時はマスクやフェイスガードを                                            ※暑い時期は熱中症の危険性を高めるためご注意ください。人がいないところではマスクを外すようにしましょう。
  4. 発熱や咳、体調に違和感がある時はお休みしよう
  5. 集団走はコロナ終息後の楽しみにしよう
  6. なるべく歩行者との距離をとろう
  7. 唾を吐くのは絶対御法度
  8. 手洗いは走る前後にしよう
  9. 「睡眠」「栄養」をより一層意識しよう
  10. 練習を兼ねて「移動」はなるべくウォーク&ラン
新型コロナウイルス感染拡大防止を念頭に、ウイルスに「感染する」「感染させる」リスクをなくしながら走るためのエチケットについて医師ランナーの小宮周平先生(45歳)が綴りました。

ウイルスはどんなに努力しても、完全には避けきれるものではありません。
そんな中でサバイバルするために大事なことが2つあります。
ひとつは「免疫力が高い状態を日々維持すること」です。
発症・重症化・死亡はすべて免疫力が不十分だったことに起因しています。
当面、確実な治療 薬・ワクチンが見込めない現状では、サバイバルできるかどうかは個々の免疫力にかかっているのです。

2つ目は「メンタルがポジティブな状態(明るく・積極的・建設的)を維持する」ことです。
ネガティブ(不安・恐怖・落胆 させる)な情報が溢れており、それに囚われてしまうと一気に免疫力が下がります。
この逆境・逆風の中であってもポジティブモード に切り替える技術が必要なのです。
ランニングはこの両者について絶大な 効果があります。

日本うつ病学会は、メンタルヘルス維持のための国際学会の提言「新型コロナウイルス感染症の世界的大流行下における、こころの健康維持のコツ」の中で、科学的根拠のある方法として「毎日、午前中の早い時間帯に外出し、朝の光を浴びること」「毎日、同じ時間帯に運動すること」が記されています。
朝のランニングはこの2つの方法を同時に満たす最高の健康法です。

推奨したいのが上記コロナ禍の「ランニングエチケット× 10」です。
従来の安全性、エチケットに加え、新型コロナ関連の膨大な知見を詳細に吟味し、以下の4つのエッセンスを、誰でも実行可能なレベルで反映されたものです。


・ 感染しない、させないという「感染防止アクション」
・ 実行することでランナー自身 の免疫力が上がる「免疫力UPアクション」
・ 実行することでランナー自身 のメンタルも改善する「メンタル改善アクション」
・ 周囲へ細心の配慮をしトラブルゼロを目指す「トラブルゼロアクション」

のんびり歩いている人にとってランナーは急に駆け寄ってくる、若干怖い存在です。
ましてやパンデミックの最中ですので恐怖が増幅されています。
そんな歩行者に「ストレスを与えない」ことがランナーに求められています。
マスクやフェイス ガードの着用は当然のことですが、すれ違う時は歩いたり、ペースを落とし、笑顔で会釈するくらいの配慮・優しさを持っていただけたらと思います。

*2020年5月22日発売 月刊ランナーズ7月号掲載記事より抜粋
 
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