熱中症に気を付けて!~楽しくスポーツをするために~

最終更新日:令和元年8月2日

今年の夏は梅雨明け早々に厳暑が続き、熱中症による健康被害が全国的にも数多く報道等されています。
今後も強い日差しが届き、35℃を超えて猛暑日となる地点が増えていきそうです。

スポーツをする方は、以下のことに注意し事故なく、楽しく、健康体力づくり及び競技力向上に取り組みましょう。

また、スポーツに限らず、私生活においても屋内では無理せず冷房や扇風機を使用して、適切な室温になるように調節してください。
また、外を歩く際は日陰を歩いたり、帽子や日傘などで直射日光を防ぎ、水分塩分のこまめな補給を心がけてください。

<運動時の対策>
  1. 環境条件を把握しておきましょう。
  2. 状況に応じた水分補給を行いないましょう。
  3. 暑さに徐々にならしていきましょう。
  4. 個人の体力や体調を考慮し、無理をしないようにしましょう。
  5. 運動時の服装に気を付けましょう。
  6. 具合の悪くなったには早めに必要な措置をとりましょう。
  7. 無理な運動は控えましょう。
さらに、詳細の情報は、「運動・スポーツ活動時の注意事項」≪ここをクリック≫してください。

 

運動・仕事の前のチェック項目

  • 体力に見合った強度の作業・運動であるか。
  • 暑熱順化しているか。( 暑熱環境下で3日以上経っているか)
  • 熱中症の既往歴はないか。
  • 肥満ではないか。
  • 高血圧等の慢性疾患と薬の服用がないか。
  • 寝不足ではないか。
  • 過度のアルコール摂取はないか。
  • 二日酔いではないか。
  • 朝食は食べたか。
  • 風邪や体調不良ではないか。
  • 脱水状態ではないか。

さらに、詳細の情報は、「日常生活での注意事項≪ここをクリック≫してください。

熱中症を疑ったときには何をするべきか

熱中症を疑った時には、放置すれば死に直結する緊急事態であることをまず認識しなければなりません。重症の
場合は救急車を呼ぶことはもとより、現場ですぐに体を冷やし始めることが必要です。

(1) 涼しい環境への避難 
  
 風通しのよい日陰や、できればクーラーが効いている室内などに避難させましょう。傷病者が女
性の場合には、(2)の処置の内容を考慮して男女で救護することをお勧めします。

(2) 脱衣と冷却
  • 上着を脱がせて、体から熱の放散を助けます。きついベルトやネクタイ、下着はゆるめて風通しを良くします。
  • 露出させた皮膚に濡らしたタオルやハンカチをあて、うちわや扇風機などで扇ぐことにより体を冷やします。服や下着の上から少しずつ冷やした水をかける方法もあります。
  • 自動販売機やコンビニで、冷やした水のペットボトル、ビニール袋入りのかち割氷、氷のうなどを手に入れ、それを前ぜん頚けい部(首の付け根)の両脇、腋えき窩か部(脇の下)、鼠そ径けい部( 大腿の付け根の前面、股関節部) にしっかり当てて、皮膚直下を流れている血液を冷やすことも有効です。
  • 体温の冷却はできるだけ早く行う必要があります。重症者を救命できるかどうかは、いかに早く体温を下げることができるかにかかっています。
  • 救急車を要請する場合も、その到着前から冷却を開始することが必要です。
(3) 水分・塩分の補給
   
  • 冷たい水を持たせて、自分で飲んでもらいます。冷たい飲み物は胃の表面から体の熱を奪います。同時に水分補給も可能です。大量の発汗があった場合には、汗で失われた塩分も適切に補える経口補水液やスポーツドリンクなどが最適です。食塩水(水1ℓに1 ~ 2g の食塩)も有効です。
  • 応答が明瞭で、意識がはっきりしているなら、冷やした水分を口からどんどん与えてください。
  • 「呼びかけや刺激に対する反応がおかしい」、「答えがない( 意識障害がある)」時には誤って水分が気道に流れ込む可能性があります。また「吐き気を訴える」ないし「吐く」という症状は、すでに胃腸の動きが鈍っている証拠です。これらの場合には、口から水分を飲んでもらうのは禁物です。すぐに、病院での点滴が必要です。
(4)医療機関へ運ぶ
  • 自力で水分の摂取ができないときは、塩分を含め点滴で補う必要があるので、緊急で医療機関に搬送することが最優先の対処方法です。
  • 実際に、医療機関を受診する熱中症の10% 弱が3度ないし2度で、医療機関での輸液( 静脈注射による水分の投与) や厳重な管理( 血圧や尿量のモニタリングなど)、肝障害や腎障害の検索が必要となってきます。
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教育委員会教育部スポーツ課スポーツ施設係 住所:〒294-8601 千葉県館山市北条1145-1
電話:0470-22-3696
FAX:0470-23-3115
E-mail:sportska@city.tateyama.chiba.jp
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