長周期地震動が緊急地震速報の対象に追加されました

最終更新日:令和5年2月6日

地震の際に超高層ビルをゆっくりと揺らす「長周期地震動」について、令和5年2月から緊急地震速報の発表の対象に追加されました。

長周期地震動とは

地震が起きると様々な周期を持つ揺れ(地震動)が発生します。ここでいう「周期」とは、揺れが1往復するのにかかる時間のことです。南海トラフ地震のような規模の大きい地震が発生すると、周期の長いゆっくりとした大きな揺れ(地震動)が生じます。
 このような地震動のことを長周期地震動といいます。
 建物には固有の揺れやすい周期(固有周期)があります。地震波の周期と建物の固有周期が一致すると共振して、建物が大きく揺れます。
 高層ビルの固有周期は低い建物の周期に比べると長いため、長周期の波と「共振」しやすく、共振すると高層ビルは長時間にわたり大きく揺れます。
また、高層階の方がより大きく揺れる傾向があります。
 長周期地震動により高層ビルが大きく長く揺れることで、室内の家具や什器が転倒・移動したり、エレベーターが故障することがあります。
(出典:気象庁)

高層ビルにお住いの方はご注意ください

高層ビルは、短い周期の揺れは、「柳に風」のように、揺れを逃がすよう柔らかくできていますが、
長い周期の揺れがあると共振してしまい、大きく・長く揺れることがあります。

(出典:気象庁)

長周期地震動の階級

(出典:気象庁)


長周期地震動について(気象庁)
https://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/choshuki/choshuki_eq1.html
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