南海トラフ地震について

最終更新日:令和4年11月10日

 南海トラフ地震は、駿河湾から日向灘沖にかけてのプレート境界を震源域として概ね100~150年間隔で繰り返し発生してきた大規模地震です。
 前回の南海トラフ地震(昭和東南海地震(1944年)及び昭和南海地震(1946年))が発生してから70年以上が経過した現在では、次の南海トラフ地震発生の切迫性が高まってきています。

 館山市は、「陸上において津波により30cm以上の浸水が地震発生から30分以内に生じる地域」として、「南海トラフ地震津波避難対策特別強化地域」に指定されています。

南海トラフ地震に関する情報について

 南海トラフ地震の防災対応について、中央防災会議有識者ワーキンググループが報告書を取りまとめたのを受け、気象庁は、南海トラフ地震に対する新たな防災対応が定められるまでの当面の間、東海地震の震源域を含む南海トラフ沿いで大地震の発生につながる可能性がある異常現象が観測された際に「南海トラフ地震に関連する情報」を発表することとしました。
 
情報名 情報発表条件
南海トラフ地震臨時情報 ・南海トラフ沿いで異常な現象が観測され、その現象が南海トラフ沿いの大規模な地震と関連するかどうか調査を開始した場合、または調査を継続している場合

・観測された異常な現象の調査結果を発表する場合
南海トラフ地震関連解説情報 ・観測された異常な現象の調査結果を発表した後の状況の推移等を発表する場合
・「南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会」の定例会合における調査結果を発表する場合(ただし南海トラフ地震臨時情報を発表する場合を除く)

※すでに必要な防災対応がとられている際は、調査を開始した旨や調査結果を南海トラフ地震関連解説情報で発表する場合があります

「南海トラフ地震臨時情報」に付記するキーワード

 「南海トラフ地震臨時情報」は以下のキーワードが付記されて情報発信されます。それぞれのキーワード毎の条件は以下のとおりです。
キーワード 各キーワードを付記する条件
調査中 下記のいずれかにより臨時に「南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会」を開催する場合
・監視領域内でマグニチュード6.8以上 の地震が発生
・ひずみ計で南海トラフ地震との関連性の検討が必要と認められる変化を観測
・その他、南海トラフ地震との関連性の検討が必要と認められる現象を観測
巨大地震警戒 ・想定震源域内のプレート境界において、モーメントマグニチュード8.0以上の地震が発生したと評価した場合
巨大地震注意 ・監視領域内において、モーメントマグニチュード7.0以上の地震が発生したと評価した場合(巨大地震警戒に該当する場合は除く)
・想定震源域内のプレート境界面において、通常と異なるゆっくりすべりが発生したと評価した場合
調査終了 ・(巨大地震警戒)、(巨大地震注意)のいずれにも当てはまらない現象と評価した場合

 

日頃からの備えが大切です

 地震の発⽣に備えて、⽇頃から、水や食料の備蓄、防災マップを基に避難場所・避難経路の確認、家族との連絡⼿段の確認、室内の家具等の固定などの備えは行っておきましょう。
 また、南海トラフ地震臨時情報(巨⼤地震警戒・巨⼤地震注意)が発表された際は、必要に応じて事前避難を⾏うとともに、すぐに避難できる服装での就寝や、非常持出品の常時携帯、携帯ラジオ・携帯電話の予備バッテリーの充電を確認するなどの備えを徹底して⾏いましょう。


【気象庁ホームページ】南海トラフ地震について
https://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/nteq/index.html

【内閣府ホームページ】南海トラフ地震防災対策
https://www.bousai.go.jp/jishin/nankai/index.html

南海トラフ地震 ーその時の備えー(リーフレット)

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このページについてのお問い合わせ
危機管理部危機管理課防災係 住所:〒294-8601 千葉県館山市北条1145-1
電話:0470-22-3442
FAX:0470-22-8901
E-mail:crisis.mgmt@city.tateyama.chiba.jp
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