台湾の東部沿岸に位置する、宜蘭県蘇澳鎮（スーアオチン）の李 明哲市長や張 重洋副市長ら関係者12名が、令和元年度から2度目の館山訪問をされました。

　令和元年2月の台湾トップセールスの際、ふるさと市民の何氏の紹介で同市を金丸謙一前市長らが訪問。同年10月には李市長ら14名が館山を訪問。翌年には館山側からツアーが組まれ、相互の行き来が発展していく途中でしたが、コロナ禍で断念。水際対策が緩和されたことを受け、台湾側では海外との交流を再開し、今回当市への訪問となりました。

　森市長を表敬訪問するため、館山市役所を訪れた李市長は、「館山と蘇澳はすごく似ているところが多い。地理的にであったり、漁業が盛んであったり、農業が盛んであったり、港があったりと似通った環境。4年前に訪問した際、大歓迎を受け、印象がとても強く、再び日本を訪れる機会があれば訪問したいと常々思ってきた。姉妹都市である沖縄県の石垣市とは貿易の交流を進めており、ぜひ館山ともそのような交流を進めていければ。」と今後の可能性について話されました。

　市役所で表敬訪問を終えた一行は、宿泊施設に移動し、夜は館山商工会議所会頭、館山市観光協会長、館山インバウンド協議会会長らと面会し、今後の貿易交流や観光交流など互いにメリットのある、将来的に長く続けていけるような関係性構築を図られました。