事業仕分け(令和5年度 仕分け結果に対する取組状況を追加)

最終更新日:令和6年4月23日

事業仕分けとは

事業仕分けとは事業評価の手法の一つです。館山市では、「市民判定人方式」の事業仕分けを実施します。事業仕分けの流れは以下のとおりです。
(1)対象となった市の事業について、説明者(市職員)が事業概要や要点を説明。
(2)「仕分け人(外部有識者等)」が、説明者に対して質問、議論。
(3)議論を聞いた「市民判定人」が事業のあり方(改善の有無、必要性等)を判定。

※館山市では平成19年度から23年度にかけ、事業仕分けを実施しましたが、その際は「仕分け人」が判定する方法を採用していました。今回は市民の皆様の行政参加を促し、より民意を取り入れる手法として、「市民判定人」が判定する方法を採用しています。
※「市民判定人」は、無作為抽出で選ばれた満16歳以上の市民のうち、参加を表明された方が担います。(既に無作為抽出した市民の皆様に市民判定人の打診をしており、現在は参加受付を終了しています。)

実施日時・場所

【日時】令和5年9月23日(土)・24(日)
【場所】館山市コミュニティセンター第1集会室

市民判定人について

仕分け人と説明者(市職員)の議論を聞いて、議論の対象になっている事業のあり方について判定する役割です。(原則、議論には参加しません)
 
【募集概要】
住民基本台帳から無作為抽出した16歳以上80歳未満(令和5年6月1日現在)の市民1,000人に対し、参加依頼の文書を郵送。あわせて、令和元年度事業仕分け市民判定人(令和元年度は台風災害により直前で中止)と市内高等学校在学生のうち市内在住の生徒にも参加を呼びかけた。
 
【募集結果】
応募人数 98名
(左:人数、右:構成比)
10代 20代 30代 40代 50代 60代 70代以上 合計
6 6% 5 5% 11 11% 10 10% 25 26% 16 16% 25 26% 98 -

対象事業について

議論の対象となる事業については、市で実施している事業の中から一定の基準を設けて抽出し、学識経験者や公募委員などで構成される「館山市行財政改革委員会」での議論を経て決定しました。
「事業仕分け実施方針・対象事業」はこちら
「館山市行財政改革委員会」についてはこちら

評価結果について

評価した16事業・施設のうち、『不要・凍結』が2事業、『要改善』が11事業、『現行通り・拡充』が3施設でした。
※『環境保全団体支援事業補助金』は、コーディネーターより「一緒に議論した補助金と統合可能と思われる補助金事業は、不要・凍結を選択するように」との論点整理があり、『統合可能(不要・凍結)』と判断されました。

令和5年9月23日 評価結果
事業名 評価結果
1.若潮マラソン大会 要改善
2.補助金3事業 観光振興支援事業補助金
市民協働事業補助金
環境保全団体支援事業補助金
要改善
要改善
不要・凍結(統合可能)
3.植栽関連事業 市道植栽管理等維持事業
観光地美化事業委託料
花のまちづくり事業(うち植栽事業)
地区花壇運営事業
要改善
4.博物館管理運営費 館山市立博物館(本館)
館山城(八犬伝博物館)
渚の博物館(館山市立博物館分館)
現行通り・拡充
現行通り・拡充
現行通り・拡充
5.社会教育施設運営事業(地区公民館) 要改善
 
令和5年9月24日 評価結果
事業仕分け 評価結果
6.移住・定住促進事業 移住相談業務委託
移住者定住促進助成金
要改善
要改善
7.起業支援補助金 不要・凍結
8.高齢者等配食サービス事業 要改善
9.子育て支援施設「元気な広場」の運営 要改善
10.中・軽度の心身障害者(児)医療費給付扶助費 要改善
11.防災行政無線事業 要改善

アーカイブ配信

当日の事業仕分けの様子をYouTube「館山市公式チャンネル」で配信しています。

1日目
https://youtu.be/D3Q5QHtNqbw?si=QlPrHSW-sAkn5EUk

2日目
https://youtu.be/jhqiwbwyaf4?si=AZrrQOf3MPqYAOcB

令和5年度事業仕分けの結果に対する取組状況の報告

 市民判定人による評価や当日いただいたご意見をもとに、各種事業の見直し等を実施した結果、次のとおりとなりました。
 ・事業仕分けの結果を踏まえ、複数課で事業のブラッシュアップや統合・効率化を実現!
 ・事業の統合と廃止により、約388万円の経費削減効果!
 ・主に施設や社会福祉関係事業については、見直しを継続します 


 市民判定人や傍聴された方からは、「今まで知らなかった行政の取り組みについて知るきっかけになった」「より良い事業にしていくため、また市民との協働のために、非常に有用な手法と感じた」などの声をいただきました。今回の事業仕分けは、単なる行財政改革だけでなく、市民も市政を考える、市民協働の再認識などのきっかけとなったと感じております。

 令和5年度事業仕分けの結果に対する取組状況(広報紙抜粋)
 ※表記に誤りがありました。以下のとおり訂正します。
  正:廃止から新・業支援補助へ
  誤:廃止から新・業支援補助へ

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このページについてのお問い合わせ
総務部行革財政課行財政改革係 住所:〒294-8601 千葉県館山市北条1145-1
電話:0470-22-3235
FAX:0470-23-3115
E-mail:gyouzai@city.tateyama.chiba.jp
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