事業認可の変更について(船形バイパス)

最終更新日:令和6年4月1日

事業認可の変更について

 館山都市計画道路事業3・5・13号船形館山線(船形バイパス)について館山市では、令和元年房総半島台風の際に多くの電柱が倒壊し、広域的に交通機能の阻害など甚大な被害を受けたことから、災害時の避難道路として更なる防災力の強化を図るため、道路整備と一体的に無電柱化整備を実施することとなりました。この事業規模の増加に伴い、事業施行期間を延伸します。
 千葉県より事業計画の認可変更(令和6年3月29日付け千葉県告示第212号)を受け、都市計画法第66条に規定する公告(令和6年4月1日付け館山市公告第51号)を行いました。

○事業の目的
 都市計画道路3・5・13号船形館山線の整備は、館山市が市の活性化を目指して掲げる「海辺のまちづくり」の方針の下、これまで、シンボルロード整備事業(3・5・10号船形館山港線『鏡ヶ浦通り』)や、館山湾多目的観光桟橋事業、“渚の駅”たてやま事業、海岸環境整備事業(ビーチ利用促進モデル事業)などが展開されてきた海岸部へ、東関東自動車道館山線の富浦インターチェンジと直結する交通導線を形成して、来訪者を誘導しようとするものです。
 この道路ができることにより、国道127号の渋滞緩和や、鶴谷八幡宮脇の市道1214号線に集中する交通の分散が図られます。
 また、「館山湾振興ビジョン」において、館山湾の北部拠点に位置づけられている県営船形漁港等の拠点機能の充実を図り、併せて漁港周辺地区の活性化を促進する狙いもあります。さらには、同地区の緊急時の避難道路としての役割など、期待される整備効果が数多くあります。
 加えて、この道路整備に合わせて、雨水排水路も整備し、周辺地域で頻繁に発生している冠水被害の解消も図って行きます。
 この都市計画道路の整備計画を立てるにあたっては、千葉県の協力も得ながら、一般県道犬掛館山線の道路改良事業(事業区間約0.5km)と調整を図り事業計画を定めています。

○施行者の名称
 館山市

○都市計画事業の種類及び名称
 種類  館山都市計画道路事業
 名称  3・5・13号 船形館山線

○事業地の所在地
 千葉県館山市船形字水口、字蟹作、字猿作、字髭沼、字宇田川、字向台、字汐切山、字小浜及び字新港並びに川名字新町地内
○延長 1,128m
○幅員 14~18.8m
○車線の数 2車線
○事業施行期間
 告示の日(平成26年3月28日)から令和14年3月31日まで

認可図書の縦覧について

 都市計画法第62条第2項の規定により、「事業地を表示する図面」及び「設計の概要を表示する図書」を縦覧します。

○縦覧場所
 館山市役所 建設環境部 都市計画課(市役所3号館2階)

○縦覧期間
 期間:平成26年3月31日から令和14年3月31日まで(土・日・祝日等の閉庁日を除く)
 時間:午前9時00分から午後5時まで
 

都市計画事業の認可により生じる制限等について

 現在、認可を受けた事業地内の土地及び家屋等の物件を所有している住民の皆様のご協力を得ながら用地取得を進めています。それに伴い、さらなる用地取得の円滑化を図り事業を推進するために、以下のような都市計画法に基づく制限等があります。

(1)建築等の制限(都市計画法65条)
 都市計画事業の認可の告示(平成26年3月28日)後は、当該事業地内において、事業の施行の障害となるおそれがある「土地の形質の変更」、「建築物の建築」、「その他工作物の建設」または「移動の容易でない物件(重さ5tをこえる物件)の設置等」を行う場合について制限がかかります。上記の行為を行おうとする者は、館山市長の許可を受けなければなりません。

(2)土地建物等の先買い(都市計画法67条)
 館山市は平成26年3月31日に都市計画法第66条に規定する公告を行いました。この公告の日の翌日から起算して10日を経過した後は、事業地内の土地建物等を有償で譲り渡そうとする者は、その予定対価の額及び当該土地建物等を譲り渡そうとする相手方等を書面で館山市に届け出なければなりません。館山市は、届出後30日以内にその土地建物等を買い取ることができ、期間内に館山市が買い取らない場合に限って、他人に譲り渡すことができます。

(3)土地の買取請求(都市計画法68条)
 事業地内の土地の所有者は、館山市に対し、当該土地を時価で買い取るよう請求できます。
このページについてのお問い合わせ
建設環境部都市計画課街路係 住所:〒294-8601 千葉県館山市北条1145-1
電話:0470-22-3612
FAX:0470-23-3116
E-mail:tosikeikaku@city.tateyama.chiba.jp
このページについて
ご意見をお聞かせください
このページは見つけやすかったですか?
このページの内容はわかりやすかったですか?
このページの内容は参考になりましたか?