【市指定有形文化財】安房神社高坏

最終更新日:令和6年4月2日

指定名称

安房神社高坏
(あわじんじゃたかつき)

種別

市指定有形文化財《考古資料等》

指定日

昭和44年(1969)2月21日

所在地

大神宮589

所有者

安房神社

概要

安房神社は安房国一宮で、祭神は天太玉命(あめのふとだまのみこと)を主神としています。『古語拾遺』の安房開拓神話に登場する、安房忌部(いんべ)氏の祖天富命(あめのとみのみこと)が、その祖神を祀ったものとされ、平安時代の『延喜式』には、「安房坐(あわにます)神社」と記される大社です。

天富命は摂社下宮に祀られていますが、大正8年(1919)下宮再建工事の時、現在の社殿の下にあたる位置から、土師器(はじき)の高坏が出土しました。この高坏は、5世紀初頭の祭祀(さいし)に使われたと考えられるもので、古墳時代の神まつりが行われた聖地に、安房神社が建てられていることがわかります。
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