宋版『孫真人玉函方』他

最終更新日:平成26年7月14日

(市指定)宋版『孫真人玉函方』他

館山市指定有形文化財(典籍) 宋版『孫真人玉函方』他



【市指定】平成26年2月26日

【所在地】館山市館山351番地の2 館山市立博物館

【所有者】館山市北条1145番地の1 館山市長 

【管理者】館山市立博物館

【品質及び形状】
紙質:竹紙
形状:版本、全51葉(裏表紙1葉を含む)
    仮綴じ、全紙に裏打ち紙あり
破損:第1丁表下部に破損(25文字分欠損)、綴紐破損

【寸法】
縦22.5cm 横15.4cm

【伝来】
館山市長須賀で、江戸時代以来、代々医者を営んでいた上野家に所蔵されてきた。上野家は里見氏以来の旧家と伝えられ、18世紀前半に江戸へ医学修行に出た経験のある人物もいるが、金沢文庫本が同家に入った経緯や年代については確証がない。平成24年、館山市に寄贈された。

【説明】
金沢文庫本の宋版医学書。中国の南宋時代に福建省建安で刊行された。3部の医書が合綴され、全1冊に仕立てられ、金沢文庫印(第三類第二号印)が首尾に1顆ずつ(第1丁裏・第50丁表)捺されている。
7世紀頃の医師・学者である孫思邈(そんしばく)がまとめたとされる『孫真人玉函方』は頭痛や感染症といった様々な症状に効果のある薬の処方や服用時の注意などが30項目書かれている。なお、『孫真人玉函方』は、中国の『宋史』「芸文志」に「玉函方三巻」と誌名が記されているが、室町時代以降は、まったく存在が知られなくなり写本も残されていない。中国でも本書は確認されていない。

 
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