六軒町のサイカチの木

最終更新日:平成26年7月17日

(市指定)六軒町のサイカチの木

館山市指定天然記念物「六軒町のサイカチの木」

≪市指定天然記念物≫
六軒町のサイカチの木(ろっけんちょうのさいかちのき)



【市指定】平成26年2月26日

【所在地】館山市北条1754

【所有者】個人

【形状・寸法】
 樹高 7m82cm
 主幹胸高(1.2m)周囲 3m93cm
 枝下高 2m60cm
 根元高20cmの周囲 4m93cm
 枝張 東2.20m、西4.70m、南2.43m、北1.80m

 サイカチは、マメ科ジャケツイバラ亜科サイカチ属の落葉高木です。日本の固有種で、本州、四国、九州の山野や川原に自生します。実などを利用するために、栽培されることもあります。
 六軒町のサイカチの木は、JR内房線館山駅から中央公園に向かう道、館山市図書館の50m手前の十字路の塀際に立ち、幹の大半が市道に露出しています。幹は、地際から3.5mほどの高さまで、落雷によるものと伝えられる大きな空洞がありますが、内部の炭化が心材の腐朽を防いでいます。また、下部の大枝が損傷し、上部の大枝に枯枝があるほか、中央から下部の中枝に枯枝が認められますが、幹の南東部に発達したカルス(癒合組織)が形成されていて、樹勢を保っています。
 元禄16(1703)年の元禄地震で津波が襲った際、人々はこの木に登って命を救われたという伝承が残っています。明治時代には、「オカマの腰掛け」(サルノコシカケか)が多数着生し、リュウマチの治療薬としてもてはやされたといいますが、現在キノコ類の付着は見られません。また、サイカチの木は2本あったうちの1本が、大正12(1923)年の関東大震災の時に倒れたと伝えられ、サイカチの幹で作られた火鉢が残されています。
 市内におけるサイカチの巨樹であり、形態が優れていること、震災から地域の人たちを救ったという伝承があり地域の人々に親しまれている古木であること、所有者を代表としたサイカチの木を守る会が組織されており、地元町内会の存続への理解があることが評価され、「六軒町のサイカチの木」として平成26年2月26日に指定されました。
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E-mail:syougaigaku@city.tateyama.chiba.jp

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