世界最高齢の現役トライアスリートの稲田弘選手が、9日、森正一市長を表敬訪問しました。

　稲田選手は、現在90歳。70歳からトライアスロンをはじめ、2011年からはスイム3.8キロ、バイク180.2キロ、ラン42.2キロ、合計約226キロを制限時間（16~17時間)内にゴールするトライアスロンの中でも最も過酷なアイアンマン世界選手権に9年連続で出場。16年と18年に出場したアイアンマン世界選手権大会の年代別優勝記録がギネス世界記録に認定され、この2つは、いまだに破られていない記録です。

　稲田選手は、今年更に最高齢の記録に挑むべく、予選会となるハワイの大会に向け練習に励んでおり、館山市にはたびたび練習で訪れています。「館山は、トライアスロンをするには、最高の環境。特にフラワーラインなど気持ちよく練習ができる、自然に恵まれた環境」とコメント。
年齢を感じさせない強さ、健康の秘訣については、「どんな時も夢・目標に向かって継続することが大切」と語りました。

　表敬訪問を受け、森市長は「館山市は、合宿地として様々なチーム等が訪れており、冬場のトレーニングに関しては、最適地であることが再認識できた。引き続き、館山でのトレーニングを続けていただき、ぜひ、世界選手権への出場権を獲得し、世界大会での優勝とギネス記録を更新されることを応援しています。」とエールを送りました。
　
　現在、アイアンマン世界選手権の出場権獲得を目指す90歳の稲田弘選手を応援するプロジェクトとして、クラウドファンディングによる支援を募っています。
世界最高齢のトライアスロン選手稲田弘（イナダヒロム）選手の世界記録挑戦を応援しよう！ | クラウドファンディング - White Canvas (en-jine.com)　【外部リンク】

 
左：森正一市長　中央：稲田弘選手　右：出山裕之教育長