タンデム自転車の公道走行解禁
最終更新日:平成30年5月1日
~パラ・サイクル誘致、スポーツ観光にも期待~
千葉県警による「千葉県道路交通法施行細則」の改正を受けて、4月1日から県内でのタンデム自転車の公道走行が解禁になりました。サイクリストに人気の安房地域でさらに注目が高まるものと期待されます。
タンデム自転車は、サドルが2つで前後に乗れる構造の自転車ですが、道路交通法上、自転車の2人乗りにあたるため、これまで公道での走行は認められていませんでした。
安房地域では、2020年東京オリンピック・パラリンピックのオランダの自転車(ロードレース)の事前キャンプ誘致を目指しており、南房総自転車競技誘致分科会(構成団体:千葉県、館山市、鴨川市、南房総市、鋸南町)を設立。昨年2月には、オランダ・自転車(ロードレース)トゥウォルド・フェネベルクコーチが視察し、コーチは安房の公道約130kmを実車走行。路面状況、ロケーション、平坦な道路から起伏ある道路までバリエーションに富んでいることから自転車競技に適していると高い評価を得ました。一方で、タンデム自転車の公道走行が認められていないことから、解禁を求められていました。
コーチからの要請を受け、昨年6月に館山市は、田村オリパラ推進本部長、金丸館山市長、榎本館山市議会議長の連名で、「タンデム自転車公道走行の制限解除を求める要望書」を館山警察署に提出しました。その後、関係市町村や関係団体からも、同様の要望書が提出されました。
これを受け、県警本部では、タンデム自転車の公道走行について検討し、「千葉県道路交通法施行細則」の改正に着手。約1カ月間のパブリックコメントを経て、4月1日から施行され解禁になりました。
道路交通法を根幹としながらも、各地での交通事情が異なることから、都道府県単位で施行細則が設けられています。今回の千葉県の改正では、自転車の2人乗りの例外として、幼児を載せた場合に加えて、タンデム自転車も規定されました。
関東近県では、長野県、静岡県、群馬県が既に解禁。今回、千葉県が解禁となったことで、東京からもっとも近いタンデム解禁県となりました。
館山市が提出した要望書
要望書提出団体
団体名 | 提出先 | |
1 | 館山市 | 館山警察署 |
2 | 南房総市 | |
3 | 鋸南町 | |
4 | 南房総観光連盟 | |
5 | 館山市トライアスロン協会 | |
6 | 鴨川市 | 鴨川警察署 |
7 | 一般社団法人千葉県障がい者スポーツ協会 | 千葉県警本部 |
8 | 千葉県自転車競技連盟 | |
9 | 千葉県サイクリング協会 | |
10 | 千葉県トライアスロン連合 | |
11 | 千葉市 |
注意喚起リーフレット
千葉県警察
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期間:平成30年5月1日(火曜日)~5月31日(木曜日)
スローガン:自転車も のれば車の なかまいり
☆自転車の交通事故を防止しましょう!! (外部リンク)
自転車は車の仲間です。交通ルールやマナーを守り、安全に自転車を利用しましょう!
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電話:0470-22-3696
FAX:0470-23-3115
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