「神余とは、神戸の余戸の義にて、古制一郷50戸の剰余を割きて別置せられしなり」 (安房郡誌より)
その昔、里に住む家の数が50戸をこえると、その増えた分を別の里とする決まりがあった。これを余戸(あまりべ)呼んだ。神余は、神戸地区にある安房神社ゆかりの地であり、天太玉命を祭る安房神社の神に仕える人の地(神戸)の戸数が多くなり、新しく開拓し移住したのが神余地区だといわれている。