古紙を資源に ごみ減量!「雑がみ」もリサイクル

最終更新日:令和4年1月20日


 
 
紙の原料は、元をたどれば木材ですが、我が国では古紙回収の仕組みが確立し、製紙メーカーが再生技術を飛躍的に進歩させ、発生する古紙の大半を製紙の原料としています。

つまり、古紙は貴重な資源であり、製紙原料の確保をするためにリサイクルは重要です。
また、紙のリサイクルは、廃棄物として処理される紙の量を削減し、ごみ減量化に役立ちます。

紙をごみとして捨ててしまう前に、まず、リサイクルを考えましょう。

雑がみも分ければ資源

令和2年の我が国の古紙回収量は1,888万トンで、回収率は84.9%(公益財団法人古紙再生促進センター)でした。

高い割合である古紙回収率を、さらに向上させるためには、「可燃ごみ」として出されることが多い、トイレットペーパーやラップの芯、紙パック、ティッシュペーパーの箱、お菓子箱等の紙箱、はがき、封筒、ダイレクトメールなどの「雑がみ」や、事業所から出される様々な古紙を、分別し資源化することが必要です。

古紙から生まれ変わる紙製品

古紙はその品質や特徴に応じて、異なる紙の原料に使われています。
そのため、古紙をリサイクルするために、種類ごとに分別することが大切です。

リサイクルできない紙

〇 防水加工された紙
  紙コップ、紙皿、ヨーグルトやカップ麺の紙製容器、油紙、蝋紙など
〇 感圧紙:カーボン紙、ノーカーボン紙
  宅配便の複写伝票など
〇 粘着物が付いた紙
  圧着はがき(親展はがき)、シールなど
〇 感熱紙
   レシート、ロールタイプのファックス用紙など
〇 感光紙:印画紙や複写紙
  写真、青焼き紙など
〇 プラスチックフィルムや金属箔などの複合素材
  酒などの飲料パック、ラミネート加工された紙など
〇 においの付いた紙
  石鹸の箱や包装紙、洗剤の箱、線香の箱など
〇 汚れている紙:食品残さや油などが付着している紙
  使用済みのペーパータオル・ティッシュペーパーなど
〇 昇華転写紙
   アイロンプリント、裁縫用の型紙など
〇 感熱性発泡紙
   点字プリントなど

こんなもの「燃せるごみ」にしていませんか

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電話:0470-22-3354
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