【市指定有形文化財】洲崎大明神縁起
最終更新日:令和6年6月21日

指定名称
洲崎大明神縁起
(すのさきだいみょうじんえんぎ)
(すのさきだいみょうじんえんぎ)
種別
市指定有形文化財《書跡典籍》
指定日
昭和45年(1970)8月26日
所在地
館山市洲崎1344
所有者
洲崎神社
概要
洲崎神社所蔵の縁起は3種類あります。
万治2年(1659)の『房州安房郡洲崎大明神縁起』と、宝暦3年(1753)の『洲崎大明神由緒旧記』には、安房忌部(いんべ)氏の祖神である天太玉命(あめのふとだまのみこと)の后神天比理乃咩命(きさきがみあめのひりのひめのみこと)を祭神とすることや、石橋山の戦に敗れ安房に逃れた源頼朝が、祈願して源氏再興をはたしたことなどが記されています。
これに対し、『洲崎大明神縁起』では、大蛇の害に悩んで七日七夜の祭祀を行い、これを退治しようと現れた蛭児尊(ひるこのみこと)を祀(まつ)ったのを由来としています。書かれた年代は不明ですが前出のふたつの縁起より素朴な内容を持つ点で注目されます。
万治2年(1659)の『房州安房郡洲崎大明神縁起』と、宝暦3年(1753)の『洲崎大明神由緒旧記』には、安房忌部(いんべ)氏の祖神である天太玉命(あめのふとだまのみこと)の后神天比理乃咩命(きさきがみあめのひりのひめのみこと)を祭神とすることや、石橋山の戦に敗れ安房に逃れた源頼朝が、祈願して源氏再興をはたしたことなどが記されています。
これに対し、『洲崎大明神縁起』では、大蛇の害に悩んで七日七夜の祭祀を行い、これを退治しようと現れた蛭児尊(ひるこのみこと)を祀(まつ)ったのを由来としています。書かれた年代は不明ですが前出のふたつの縁起より素朴な内容を持つ点で注目されます。
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