【市指定無形民俗文化財】船越鉈切神社かっこ舞・海南刀切神社かっこ舞
最終更新日:令和6年6月20日


上:船越鉈切神社かっこ舞 下:海南刀切神社かっこ舞
指定名称
船越鉈切神社かっこ舞・海南刀切神社かっこ舞
(ふなこしなたぎりじんじゃかっこまい・かいなんなたぎりじんじゃかっこまい)
(ふなこしなたぎりじんじゃかっこまい・かいなんなたぎりじんじゃかっこまい)
種別
市指定無形民俗文化財
指定日
昭和45年(1970)8月26日
伝承地
館山市浜田376(船越鉈切神社)・館山市見物788(海南刀切神社)
伝承者
船越鉈切神社・海南刀切神社
概要
毎年7月14日、15日(船越鉈切神社は7月の第3土・日)に、両神社の例祭で奉納される獅子舞で、雨乞いのための儀式とされています。安房地方は地形上、川がすぐ海に注ぎ込んでしまうため水源に乏しく、溜池を作る場所もないところでは、農業用水を天水に頼らざるを得ない状況にありました。かっこ舞は、人々の願いを映し出す素朴な農耕儀礼と考えられ、戦前には両神社の演者が水不足に悩む近隣の村へも踊りに出かけたといいます。
踊りは、かっこ3人、ササラ4人、神縄持2人、太鼓笛数人によって行われるもので、獅子頭をつけたかっこが、腰につけたかっ鼓を打ちながら踊ります。花笠をかぶった少女が笛に合わせてすり鳴らすササラは、雨の音を表し、花笠から垂れる七色の紙は雨を示すといわれます。かつては両神社ともそれぞれの別当寺から行列を作って行進し、踊りを奉納していました。
※近年は実施されていません。
踊りは、かっこ3人、ササラ4人、神縄持2人、太鼓笛数人によって行われるもので、獅子頭をつけたかっこが、腰につけたかっ鼓を打ちながら踊ります。花笠をかぶった少女が笛に合わせてすり鳴らすササラは、雨の音を表し、花笠から垂れる七色の紙は雨を示すといわれます。かつては両神社ともそれぞれの別当寺から行列を作って行進し、踊りを奉納していました。
※近年は実施されていません。
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