【市指定有形民俗文化財】狛犬・燧筐・木椀
最終更新日:令和6年6月19日

指定名称
狛犬・燧筐・木椀
(こまいぬ・ひうちばこ・もくわん)
(こまいぬ・ひうちばこ・もくわん)
種別
市指定有形民俗文化財
指定日
昭和37年(1962)7月23日
所在地
館山市大神宮589
所有者
安房神社
概要
クスの木彫の狛犬阿吽(あうん)の一対は、ともに高さ29cm、頭から尾までの長さが42cm、幅が15cmの大きさです。風化が著しく、全面に塗られていたと思われる黒漆が、黒い斑点となって辛うじて識別できる程度に残っています。足をふんばって前に出していることなどから、鎌倉時代末のものと考えられています。
燧筐は、長さ19cm、幅14.5cm、高さ7cmの大きさで、全面に黒漆が塗ってあり、鎌倉時代のものと考えられます。御狩神事(みかりしんじ)に関係するもので、御神燈の点火用具として使われたと伝えられています。虫害による破損がひどく、完全なかたちではありません。
木椀はキリ製で、高さ15cm、口縁部の直径22cm、低部直径16cmの大きさです。鎌倉時代の作と考えられるもので、ほとんど剥げ落ちていますが、全面に黒漆が塗られていたものです。神社の祭典のとき、神饌(しんせん)をお供えするのに使われたものと伝えられています。
燧筐は、長さ19cm、幅14.5cm、高さ7cmの大きさで、全面に黒漆が塗ってあり、鎌倉時代のものと考えられます。御狩神事(みかりしんじ)に関係するもので、御神燈の点火用具として使われたと伝えられています。虫害による破損がひどく、完全なかたちではありません。
木椀はキリ製で、高さ15cm、口縁部の直径22cm、低部直径16cmの大きさです。鎌倉時代の作と考えられるもので、ほとんど剥げ落ちていますが、全面に黒漆が塗られていたものです。神社の祭典のとき、神饌(しんせん)をお供えするのに使われたものと伝えられています。
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