【市指定有形文化財】船越鉈切神社鰐口
最終更新日:令和6年4月2日

指定名称
船越鉈切神社鰐口
(ふなこしなたぎりじんじゃわにぐち)
(ふなこしなたぎりじんじゃわにぐち)
種別
市指定有形文化財《工芸品》
指定日
昭和45年(1970)8月26日
所在地
館山市浜田376
所有者
船越鉈切神社
概要
この鰐口にある陰刻の銘文から、元禄10年(1697)に紀州栖原(すはら)村の住人垣内(かいと)太郎兵衛、前田六右衛門、芦内佐平次たちによってこの鰐口が寄進されたことがわかります。また、製作したのは江戸神田鍛冶町の鋳物師(いもじ)中村喜兵衛であること、また当時この神社は高性寺(こうしょうじ)が別当をしていたこと、現在真言宗の高性寺は浄土宗であったことなども銘文からわかります。
栖原村は現在の和歌山県有田郡湯浅町で、当時紀州の人たちがこの地に来て漁業に従事していたことを裏付けるとともに、この船越鉈切神社が、そうした人びとから篤く信仰されていたことを知ることができます。高さ14cm、直径35cm、重量6.15kg。
栖原村は現在の和歌山県有田郡湯浅町で、当時紀州の人たちがこの地に来て漁業に従事していたことを裏付けるとともに、この船越鉈切神社が、そうした人びとから篤く信仰されていたことを知ることができます。高さ14cm、直径35cm、重量6.15kg。
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