【県指定天然記念物】洲崎神社自然林
最終更新日:令和6年1月24日

指定名称
洲崎神社自然林
(すのさきじんじゃしぜんりん)
(すのさきじんじゃしぜんりん)
種別
千葉県指定天然記念物
指定日
昭和47年(1972)9月29日
所在地
館山市洲崎1697他
所有者
洲崎神社
概要
洲崎神社の境内御手洗(みたらし)山(やま)の西斜面は神域として神社の鎮座以来氏子の信仰が厚く伐採が禁じられてきたため自然林が保たれてきました。洲崎神社本殿付近から山頂(標高110m)にかけての54,261.9m2の地域です。海岸線に近いため潮風を強く受けて樹齢の割りに樹高が低く、また、斜面の上部と下部では林相が明らかに異なっています。
昭和47年度の調査によると、下部では29種類が確認され安定したスダジイ極相林と考えられます。高木層(9m~)はスダジイの老木でおおわれ、亜高木層(6~9m)はモチノキ、ヤブツバキ、シロダモ、ヒメユズリハがみられ、低木層(1.5~6m)はシロダモ、イヌビワが優位を占めるほかイヌマキ、ヒメユズリハ、ヤブツバキがみられます。草木層は、シイ林に結び付く種のモチノキ、ヤブランやタブ林と結びつくシロダモ、シイ林、タブ林に共通なヤブツバキ、ヤブニッケイが目につきます。上部では30種類がみられ、高木層にはシロダモ、ヒサカキ、ヒメユズリハ、低木層にはシロダモ、ヤブツバキ、イヌビワが見られます。林床の草木層にはフウトウカズラが優先しています。那古寺の自然林と比べるとスダジイの数は約3分の1で、ヒメユズリハ、ヒサカキが圧倒的に多いのが特徴です。
昭和47年度の調査によると、下部では29種類が確認され安定したスダジイ極相林と考えられます。高木層(9m~)はスダジイの老木でおおわれ、亜高木層(6~9m)はモチノキ、ヤブツバキ、シロダモ、ヒメユズリハがみられ、低木層(1.5~6m)はシロダモ、イヌビワが優位を占めるほかイヌマキ、ヒメユズリハ、ヤブツバキがみられます。草木層は、シイ林に結び付く種のモチノキ、ヤブランやタブ林と結びつくシロダモ、シイ林、タブ林に共通なヤブツバキ、ヤブニッケイが目につきます。上部では30種類がみられ、高木層にはシロダモ、ヒサカキ、ヒメユズリハ、低木層にはシロダモ、ヤブツバキ、イヌビワが見られます。林床の草木層にはフウトウカズラが優先しています。那古寺の自然林と比べるとスダジイの数は約3分の1で、ヒメユズリハ、ヒサカキが圧倒的に多いのが特徴です。
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