【県指定有形文化財】千手院石造宝篋印塔
最終更新日:令和6年3月29日

指定名称
千手院石造宝篋印塔
(せんじゅいんせきぞうほうきょういんとう)
(せんじゅいんせきぞうほうきょういんとう)
種別
千葉県指定有形文化財《建造物》
指定日
令和6年(2024)3月29日
所在地
館山市安東504
所有者
千手院(安東区長)
概要
館山市安東周辺は、中世に安東郷と称され、千手院には中世の石造文化財が数多く伝えられています。千手院は、中世の武士階級の墓穴である「やぐら」を利用した小堂で、この千手院やぐら群の真上に石造宝篋印塔があります。高さが185cmあり、基礎の下にはっきりした反花座(かえりばなざ)を加えた関東型とよばれるもので、大形でかつ整美な安定感がみられます。
本塔は元徳4年(1332)から文和2年(1353)のころ、 南北朝時代前期のものである可能性が高く、県内に現存する宝篋印塔の中で欠損がない個体としては最古の宝篋印塔です。御家人などの有力者と密接な関係をもって造営された と推定されることから千葉県の歴史・文化史上極めて貴重です。
本塔は元徳4年(1332)から文和2年(1353)のころ、 南北朝時代前期のものである可能性が高く、県内に現存する宝篋印塔の中で欠損がない個体としては最古の宝篋印塔です。御家人などの有力者と密接な関係をもって造営された と推定されることから千葉県の歴史・文化史上極めて貴重です。
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