【市指定有形文化財】洲崎神社本殿

最終更新日:令和5年11月22日

指定名称

洲崎神社本殿
(すのさきじんじゃほんでん)

種別

市指定有形文化財《建造物》

指定日

昭和42年(1967)2月21日

所在地

館山市洲崎1344

所有者

洲崎神社

概要

三間社流れ造りで、屋根は銅板葺です。柱等の軸部は朱塗りで仕上げられています。軒下の組物を唐様三手先とするのは、神社建築では珍しい点といえます。

社伝では延宝年間(1673~81)の造営とされていますが、三手先の形式がくずれている点や、支輪や虹梁・蟇股などの彫刻に江戸時代中期以降のものが多い点から、その後に大規模な修理が加えられているようです。

しかし本殿の正面と背面には、古い社殿の部材と思われる蟇股もあります。とくに背面の竹に虎を配した彫物のある本蟇股は、寛永頃(1624~44)の中央の様式に従っているもので、延宝の造営の際に利用されたのでしょう。
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