【県指定有形文化財】大巌院四面石塔 附 石製水向
最終更新日:令和5年11月22日

指定名称
 大巌院四面石塔 附 石製水向
(だいがんいんしめんせきとう つけたり せきせいむずむけ)
 
      (だいがんいんしめんせきとう つけたり せきせいむずむけ)
種別
 千葉県指定有形文化財《建造物》
        
 
      指定日
 昭和44年(1969)4月18日
        
 
      所在地
 館山市大網398
        
 
      所有者
 大巌院
        
 
      概要
 元和10年(1624)に雄誉霊巌(おうよれいがん)上人が建立した名号石塔(みょうごうせきとう)です。玄武岩で作られた総高219cmのこの石塔は、4面すべてに刻字がされていることから四面石塔と呼ばれています。北面のインドの梵字に始まり、西面に中国の篆字、東面に朝鮮のハングル、南面に日本の和風漢字と、わが国まで仏教が伝来してきた国々の言葉で、「南無阿弥陀仏」と名号が刻まれています。
このなかでハングルは、李氏朝鮮第4代王世宗が1446年に公布した「訓民正音」という文字で書かれています。現在使用されているハングルのもととなった古い文字で、非常に短期間で消滅したため、本家の韓国でも近年までよく知られていなかったといわれています。
梵字で刻まれた「南無阿弥陀仏」の右側には、施主の山村茂兵が建誉超西信士及び栄寿信女の逆修(生前供養)のために寄進したことが、左側には元和10年(1624)3月14日に、房州山下大網村の大巌院檀蓮社雄誉が書き記したことが刻まれています。
 
      このなかでハングルは、李氏朝鮮第4代王世宗が1446年に公布した「訓民正音」という文字で書かれています。現在使用されているハングルのもととなった古い文字で、非常に短期間で消滅したため、本家の韓国でも近年までよく知られていなかったといわれています。
梵字で刻まれた「南無阿弥陀仏」の右側には、施主の山村茂兵が建誉超西信士及び栄寿信女の逆修(生前供養)のために寄進したことが、左側には元和10年(1624)3月14日に、房州山下大網村の大巌院檀蓮社雄誉が書き記したことが刻まれています。
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