【市指定有形文化財】元應板碑
最終更新日:令和5年10月16日

指定名称
元應板碑
(げんおういたび)
(げんおういたび)
種別
市指定有形文化財《考古資料》
指定日
昭和43年(1968)12月23日指定
所在地
館山市大網398
所有者
大巌院
概要
板碑は板状の石を使い、卒塔婆(そとば)の一種として発生した供養塔です。鎌倉時代におこり、ほぼ中世にかぎって造立されたという特色があり、埼玉県や千葉県を中心とする関東各県で盛んにつくられました。
元應板碑には、元応(げんおう)元年(1319)の銘が刻まれ、秩父産の緑泥片岩8りょくでいへんがん)でつくられています。長さ38.3cm、幅上部10.3cm・下部11.6cm、厚さ2.5cmの小型の武蔵式板碑で、稲地区にある稲村城跡の通称五輪様といわれるところから出土し、大巌院(だいがんいん)に保管されています。
県内の他地域に比べると、安房地方には板碑が極端に少なく、元應板碑のほかには、南房総市延命寺、鋸南町信福寺、鴨川市東覚寺などで確認されているのみです。
元應板碑には、元応(げんおう)元年(1319)の銘が刻まれ、秩父産の緑泥片岩8りょくでいへんがん)でつくられています。長さ38.3cm、幅上部10.3cm・下部11.6cm、厚さ2.5cmの小型の武蔵式板碑で、稲地区にある稲村城跡の通称五輪様といわれるところから出土し、大巌院(だいがんいん)に保管されています。
県内の他地域に比べると、安房地方には板碑が極端に少なく、元應板碑のほかには、南房総市延命寺、鋸南町信福寺、鴨川市東覚寺などで確認されているのみです。
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