【市指定有形文化財】慶長十三年紀年肖像彫刻二軀

最終更新日:令和5年10月16日

指定名称

慶長十三年紀年肖像彫刻二軀
(けいちょうじゅうさんねんきねんしょうぞうちょうこくにく)

種別

市指定有形文化財《彫刻》

指定日

昭和43年(1968)12月23日指定

所在地

館山市大網398

所有者

大巌院

概要

俗体の男女像で一具をなすものです。一木造りで内刳(うちぐ)りがなされ、表面には胡((ごふん)彩色が施されています。

男性像の胎内に「安房国岡本住□年五十七才 慶長拾三年戊申霜月吉日 仏所□」の墨書銘があることから、江戸時代初頭の1608年の制作であることがわかり、人形化が著しいものの、基準作として興味深いものです。

男性像は像高49cm、女性像は像高40.7cm。ともに坐して合掌する姿につくられ、男性像には丸に三つ引の紋があります。岡本住の誰の姿であるか不明ですが、寺伝では里見忠義夫妻の授戒(じゅかい)像とされています。
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