【市指定史跡】三義民刑場跡及び墓
最終更新日:令和5年10月10日

指定名称
三義民刑場跡及び墓
(さんぎみんけいじょうあとおよびはか)
種別
市指定史跡
指定日
昭和49年(1974)2月21日指定
所在地
館山市国分99-3、959
所有者
国分区長
概要
正徳元年(1711)、北条藩主屋代越中守忠位(やしろえっちゅうのかみただたか)は、北条・竹原・山本などの村方27か村、およそ一万石を領していましたが、その財政は極めて逼迫していました。財政立て直しを図るため、上席家老相談役の川井藤左衛門(とうざえもん)は、例年の約2倍もの年貢を農民に課しました。このため600名もの農民が江戸に押しかけて、老中の駕篭へ直訴するという大騒動になります。
万石騒動とよばれるこの農民一揆は、湊村の秋山角左衛門、国分村の飯田長次郎、薗村の根本五左衛門の名主たち3人が処刑されるという大きな犠牲がはらわれて、農民側の勝訴で決着をみます。領民たちはこの犠牲者を三義民とよび、国分寺に供養碑を建てて厚く弔いました。
万石騒動とよばれるこの農民一揆は、湊村の秋山角左衛門、国分村の飯田長次郎、薗村の根本五左衛門の名主たち3人が処刑されるという大きな犠牲がはらわれて、農民側の勝訴で決着をみます。領民たちはこの犠牲者を三義民とよび、国分寺に供養碑を建てて厚く弔いました。

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