館山の夏の風物詩で、毎年8月に開催されていた全国大学フラメンコフェスティバル・関連イベントは、昨年の台風被害や新型コロナウイルスの影響で今年度は中止となりました。
全国大学フラメンコフェスティバル実行委員会では、「全国大学フラメンコフェスティバルの紹介動画」を作製し、YouTubeの館山市公式チャンネルで配信しています。
 
花と海と太陽のまち館山で、最も暑い時期に行われる、最も熱いイベントが、毎夏、南総文化ホールを会場に開催される「全国大学フラメンコフェスティバル」。
第26回にあたる2020（令和2）年度は、令和元年房総半島台風の復興途上にある館山の現状や、世界中に甚大な影響を及ぼしている新型コロナウイルス感染症拡大により、フェスティバルおよび関連イベントは、すべて中止となりました。
四半世紀に及ぶ "館山 × 学生フラメンコ"の歴史の中で初めて経験する試練を乗り越え、一連のイベントの主体である「全国学生フラメンコ連盟（愛称：FLESPON）」メンバーによるYouTube動画配信を通じて、2021年度の開催への希望をつなぎます！
 
全国学生フラメンコ連盟 FLESPON（フレスポン）は、現在11の大学（神奈川大、神田外語大、京都外国語大、京都産業大、國學院大、信州大、清泉女子大、多摩美術大、東京外国語大、フェリス女学院大、早稲田大）で構成されています。

　館山市公式チャンネル（外部リンク）
全国学生フラメンコ連盟（愛称：FLESPON）は、館山市での「南房総フィエスタ」がきっかけとなり、1995年2月『関東学生フラメンコ連盟』として設立。1999年1月に『全国学生フラメンコ連盟』に改名し、昨2020年に設立25周年を迎えました。現在11の大学（神奈川大、神田外語大、京都外国語大、京都産業大、國學院大、信州大、清泉女子大、多摩美術大、東京外国語大、フェリス女学院大、早稲田大）で構成されています。卒業生には、日本フラメンコ界でプロとして活躍する者も数多くいます。
今回は1994年から2019年までの館山におけるFLESPONの活動や全国学生フラメンコフェスティバルの思い出を、「館山写真連盟」の皆さんによる記録写真と共に振り返ります。FLESPONメンバーやOBOGはもとより、今までこの活動に関わってきた多くの方々の明るく笑顔あふれる館山らしさ満載の動画となりました！
これからも館山でのフラメンコを通じて、沢山の笑顔が生まれますように。
FLESPON一同より館山の皆様に感謝を込めて、お届けします。

　館山市公式チャンネル（外部リンク）
vol.3では、Sevillanas (セビジャーナス)編をお届けします。
vol.2に引き続き、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、各大学では学生が撮影のために集まることもままならない状態の中、コアとなる音楽部分以外は全てリモートの個別収録から編集で一つに仕上げました。
Sevillanas（セビジャーナス）は、スペイン・アンダルシア地方の民謡です。Sevilla（セビージャ）という地域で行われる有名な春祭り「la Feria de Abril（フェリア・デ・アブリル）」では、老若男女がこの曲を歌ったり踊ったりして楽しみます。学生たちも、フラメンコサークルに入って最初にこの曲を学ぶことが多く、曲の長さと振り付けがほぼ決まっているため、大学が異なっても皆で一緒に踊ることができるのです。
フレスポンからお届けする春祭りをどうぞお楽しみください！

　館山市公式チャンネル（外部リンク）
vol.2では、Verde (ベルデ)編をお届けします。
世界を震撼させた新型コロナウイルス感染症の感染拡大から1年。日本では、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言中、各大学からの通達もあり、学生が撮影のために集まることもままならない状態でした。そのため、特別にプロとして活動するOBの力も借りて、コアとなる音楽部分以外は全てリモートでの個別収録から、編集で一つに仕上げました。
フラメンコの中では「Rumba（ルンバ）」と呼ばれる形式のこの曲。「Verde(ベルデ)」とはスペイン語で「緑」の意味。スペインの詩人ガルシア・ロルカによって書かれたこの美しい詩は、「緑よ、私の愛する緑よ」というリフレインが印象的です。軽快なリズムに合わせて、各大学の有志がそれぞれ異なる振付で踊ります。どうぞお楽しみください！

　館山市公式チャンネル（外部リンク）
vol.1では、昨秋の台風被害やコロナ禍に負けずに頑張っている"館山 × 学生フラメンコ"の存在を発信するべく、FLESPON2020年度の幹部役員メンバーからのご挨拶と、リモートフラメンコダンス映像を交えてお届けします！