館山フラメンコ日記2013 大学生と市民でフラメンコのコンパネ塗り♪
最終更新日:平成25年7月10日
館山市役所のフラメンコ担当者による徒然日記です。
各大学の部活動紹介や、読んで役立つ耳より情報など、館山フラメンコの最新情報をお届けいたします!
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梅雨の晴れ間を縫って、昨年に引き続き、フラメンコのコンパネ塗り作業を行いました。
作業に参加したのは、フレスポン(全国学生フラメンコ連盟)の学生、館山商工会議所青年部とエスペランサ館山の皆さん、館山市教育委員会の職員です。
作業に参加したのは、フレスポン(全国学生フラメンコ連盟)の学生、館山商工会議所青年部とエスペランサ館山の皆さん、館山市教育委員会の職員です。

さて、フラメンコのコンパネ塗りと言いますが、「フラメンコとコンパネっていったいどういう関係があるの?」と感じる方もいらっしゃるかと思います。
フラメンコの踊りにはいろいろな技術がありますが、その中の一つに足打ちがあります。
フラメンコをご覧になった方はわかるかと思いますが、踊り手は、時には速く激しく、時にはゆっくり強く、ステージ上で床を踏み鳴らします。
その時に聞こえる音が、フラメンコシューズでコンパネが踏み鳴らされた音なんです。
フラメンコの踊りにはいろいろな技術がありますが、その中の一つに足打ちがあります。
フラメンコをご覧になった方はわかるかと思いますが、踊り手は、時には速く激しく、時にはゆっくり強く、ステージ上で床を踏み鳴らします。
その時に聞こえる音が、フラメンコシューズでコンパネが踏み鳴らされた音なんです。

ちなみに全国大学フラメンコフェスティバルが開催される南総文化ホールの大ホールのステージには64枚のコンパネが敷かれます。
フレスポンの学生は5泊6日の館山合宿で、南総文化ホールの練習用のホールなどを含めて合計180枚のコンパネを使用します。
練習や本番で使用したコンパネは、年を経るにつれ段々塗装が剥がれてきますので、そこで、数年に一度ペンキを塗り直す必要が出てくるわけです。
フレスポンスーパーバイザーの間瀬さんによると、コンパネは塗りを重ねれば重ねるほど、いい音がホールに響くそうです。
フレスポンの学生は5泊6日の館山合宿で、南総文化ホールの練習用のホールなどを含めて合計180枚のコンパネを使用します。
練習や本番で使用したコンパネは、年を経るにつれ段々塗装が剥がれてきますので、そこで、数年に一度ペンキを塗り直す必要が出てくるわけです。
フレスポンスーパーバイザーの間瀬さんによると、コンパネは塗りを重ねれば重ねるほど、いい音がホールに響くそうです。

さて、それでは塗り作業の説明に入りましょう。
まず、塗装に使うペンキの準備からです。
まず、塗装に使うペンキの準備からです。

上の写真の彼女は何をしているかというと、ペンキ缶の中の塗料を攪拌(かくはん)して、塗料が水に均質に溶けるようにしています。
塗料の攪拌作業だけで20分はかけていましたね。暑かったでしょうっ?(>_<)
塗料の攪拌作業だけで20分はかけていましたね。暑かったでしょうっ?(>_<)

次に撹拌した塗料に水を加えて薄めます。
間瀬さんによると、その日の天気や湿度によって、この薄め具合を変えているとのこと。まさに職人技ですね。
さあ、いよいよ塗り作業の開始です。
間瀬さんによると、その日の天気や湿度によって、この薄め具合を変えているとのこと。まさに職人技ですね。
さあ、いよいよ塗り作業の開始です。

ちなみに上の写真は今年度のフレスポン事務局長さんです。
普段は大学の授業に出て、自分の大学の部活動の練習もあるわけですよね。
空いた時間で、館山合宿に向け、参加大学の諸調整のために会議を重ね、資料を作成し・・・という苦労があるのに、その上さらに、こういったイベントの度に館山に足を運んでくれる・・・。
事務局長さんや他の連盟委員の皆さん、そしてスーパーバイザーの間瀬さんには本当に感謝しています(>_<)
大学生がコンパネを塗り、商工会議所青年部とエスペランサ館山の男性陣が乾かすために運び出します。
普段は大学の授業に出て、自分の大学の部活動の練習もあるわけですよね。
空いた時間で、館山合宿に向け、参加大学の諸調整のために会議を重ね、資料を作成し・・・という苦労があるのに、その上さらに、こういったイベントの度に館山に足を運んでくれる・・・。
事務局長さんや他の連盟委員の皆さん、そしてスーパーバイザーの間瀬さんには本当に感謝しています(>_<)
大学生がコンパネを塗り、商工会議所青年部とエスペランサ館山の男性陣が乾かすために運び出します。

塗っては運び、塗っては運び、今日は大ホールに敷く64枚全てのコンパネの表と裏を塗り終えるのが目標です。

こちらは、青年部と学生の共同作業ですね。
塗り進めるにしたがい、お互いの息も合ってきます。
塗り進めるにしたがい、お互いの息も合ってきます。

そして、塗り終えたコンパネたちは、乾燥のため、辺り一面に立てかけられていきます。
ここで本日の参加メンバーのご紹介を少し。
下の写真は青年部の部員と神田外語大学のフレッシュな1年生です。
ここで本日の参加メンバーのご紹介を少し。
下の写真は青年部の部員と神田外語大学のフレッシュな1年生です。

1年生に「フラメンコは楽しいっ?」って聞いたら、「最高に楽しいです! この頃パサラヴィーダ♪のメロディが1日中、頭から離れない自分がいたりしますw」と話していました。
そして下の写真は神田外語大学の3年生。
この2人は、8月7日から8月11日の間の館山フラメンコウィークでは、そこいら中で踊ってますので、見かけたら「オレー!」とハレオ(掛け声)をかけてくださいネ。
そして下の写真は神田外語大学の3年生。
この2人は、8月7日から8月11日の間の館山フラメンコウィークでは、そこいら中で踊ってますので、見かけたら「オレー!」とハレオ(掛け声)をかけてくださいネ。

そして、ついにこの2枚を塗り終えて、本日の塗り作業は終了です。

そして片付け。

ローラー刷毛やバケツをキレイに洗います。
この洗い作業を怠り、道具にペンキがこびり付いたままにしておくと、次に使用する時にうまく塗れません。
汚れはしっかりと落としておきましょうね。
この洗い作業を怠り、道具にペンキがこびり付いたままにしておくと、次に使用する時にうまく塗れません。
汚れはしっかりと落としておきましょうね。

おおおーぅ、上の写真の学生たちは右手に何かを持って振り下ろしています!
よく見るとローラー刷毛のスポンジのようです。
彼女たちすごく楽しそうですねw!(スポンジの水気を切っているだけなのに・・・)
午前10時から作業を始め、塗装用具の洗浄をし終えたのが午後2時半。
作業がこれほどスムーズにはかどったのは、館山市民の協力があったからにほかなりません。
皆さん本当にお疲れ様でした!
そして、3時のオヤツ。アイスクリームでも食べて休みましょっ!
よく見るとローラー刷毛のスポンジのようです。
彼女たちすごく楽しそうですねw!(スポンジの水気を切っているだけなのに・・・)
午前10時から作業を始め、塗装用具の洗浄をし終えたのが午後2時半。
作業がこれほどスムーズにはかどったのは、館山市民の協力があったからにほかなりません。
皆さん本当にお疲れ様でした!
そして、3時のオヤツ。アイスクリームでも食べて休みましょっ!



頑張って塗り終えた後のアイス。みんなイイ顔してますねっ!
下の写真は、作業の服装も(写真のポーズも)キマっている「つなぎブラザーズ」ですw(私Mが命名)
多摩美術大学の学生と、若い頃大学生だった間瀬さんです。
下の写真は、作業の服装も(写真のポーズも)キマっている「つなぎブラザーズ」ですw(私Mが命名)
多摩美術大学の学生と、若い頃大学生だった間瀬さんです。

さーて、冷たいものも頂いたし、あとは、乾いたコンパネを倉庫にしまえば今日の作業は終了です。
終りは近い!!!
終りは近い!!!

そうして、全てのコンパネを倉庫にしまい終え、参加者全員で記念写真のハイポーズ!

今日は塗りたいコンパネを全て塗ることができたし、作業を通じて大学生と館山市民が仲良くなれたし(結束することができたし)、楽しい1日になりましたねっヽ(*´∀`)ノ
全て塗りたてのコンパネを敷き詰めた南総文化ホールの大ホールで、大学生たちが8月11日に「どんな音を奏でてくれるのか」、それを聴くのが待ち遠しいです、ホントに。
全て塗りたてのコンパネを敷き詰めた南総文化ホールの大ホールで、大学生たちが8月11日に「どんな音を奏でてくれるのか」、それを聴くのが待ち遠しいです、ホントに。

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