【県指定天然記念物】南房総の地震隆起段丘
最終更新日:平成24年4月26日

指定名称
 南房総の地震隆起段丘
(みなみぼうそうのじしんりゅうきだんきゅう)
 
      (みなみぼうそうのじしんりゅうきだんきゅう)
種別
 千葉県指定天然記念物
        
 
      指定日
 平成21年3月17日
        
 
      所在地
 館山市浜田375・376
        
 
      所有者
 船越鉈切神社
        
 
      概要
 南房総の海岸周辺には、過去の巨大地震によって海岸が隆起した状況を示す階段状の段丘が残されています。特に南房総市千倉町白子から野島崎をとおって館山市船形に至る範囲には、顕著な4面の段丘が残され、高さによりそれぞれ沼1面から沼4面と呼ばれています。沼1面は約6000年前、2面が約4300年前、3面が約2850年前の巨大地震で海中から隆起したものと推定され、4面は元禄16年(1703)に発生した元禄地震によって隆起したものです。
こうした海岸段丘は、房総半島南端における地震の規模や発生の周期の解明に欠くことのできないものです。船越鉈切神社の境内は沼1面~沼3面を含んでおり、それぞれの段丘面が直線状に連続して観察できる点で、非常に価値が高いものです。
 
      こうした海岸段丘は、房総半島南端における地震の規模や発生の周期の解明に欠くことのできないものです。船越鉈切神社の境内は沼1面~沼3面を含んでおり、それぞれの段丘面が直線状に連続して観察できる点で、非常に価値が高いものです。
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