【市指定無形民俗文化財】山荻神社の筒粥神事
最終更新日:平成24年4月26日

指定名称
山荻神社の筒粥神事
(やまおぎじんじゃのつつがゆしんじ)
(やまおぎじんじゃのつつがゆしんじ)
種別
市指定無形民俗文化財
指定日
平成5年(1993)12月24日
伝承地
館山市山荻273
伝承者
山荻神社氏子総代
概要
この神事は、毎年2月26日に、その年の農作物の豊凶(ほうきょう)を占うために行われます。はじまった時期は不明ですが、神社の言い伝えに、景行天皇(けいこうてんのう)が諸国巡幸(じゅんこう)の折、ここで五穀豊穣(ごこくほうじょう)を占ったとあり、古くからの神事と考えられています。
神事は、祈念(きねん)式の後にはじまります。まず、前日につくった粥に葦(あし)筒19本を入れて炊き上げ、神前に供えます。祈祷が終わった後、宮司により筒粥が1から19まで並べられ、順次2つに縦割りされます。
筒の中の粥の量により、米など18品目の農作物の作柄と世情が判定され、結果が木版刷の紙札に記されて配られます。かつては、農家がこの結果を作付けの目安にしたといい、重要な神事であったことがわかります。
神事は、祈念(きねん)式の後にはじまります。まず、前日につくった粥に葦(あし)筒19本を入れて炊き上げ、神前に供えます。祈祷が終わった後、宮司により筒粥が1から19まで並べられ、順次2つに縦割りされます。
筒の中の粥の量により、米など18品目の農作物の作柄と世情が判定され、結果が木版刷の紙札に記されて配られます。かつては、農家がこの結果を作付けの目安にしたといい、重要な神事であったことがわかります。
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