【市指定有形民俗文化財】寺赤組山車
最終更新日:平成24年4月26日

指定名称
寺赤組山車
(てらあかぐみだし)
(てらあかぐみだし)
種別
市指定有形民俗文化財
指定日
平成15年(2003)11月25日
所在地
館山市那古1125
所有者
寺赤町内会
概要
例年7月17・18日(現在は7月の第3日曜日を含む土日)に行なわれる那古地区の祭礼に出される寺赤組の山車です。通称江戸型とよばれる三層の山車で、人形を上げ下げできるようにして、二層に人形を納める工夫がされています。
地元の大工棟梁によって、明治32年(1899)につくられたものと考えられています。彫刻は初代後藤義光の山車彫刻の遣作と考えられ、「元北朝夷 後藤利兵衛 橘義光作 八十五翁」などの銘があります。建武中興の故事にそった後醍醐天皇と、忠臣たちの名場面をテーマにした35名以上の人物像は、その持ち物や表情がはっきりと彫刻されています。
彫刻、大幕、そして人形など、『太平記』をテーマに山車全体の構成が統一されています。また、人形を上げ下げする装置には滑車が多く使われ、操り綱を使った古来の手法が残されています。
地元の大工棟梁によって、明治32年(1899)につくられたものと考えられています。彫刻は初代後藤義光の山車彫刻の遣作と考えられ、「元北朝夷 後藤利兵衛 橘義光作 八十五翁」などの銘があります。建武中興の故事にそった後醍醐天皇と、忠臣たちの名場面をテーマにした35名以上の人物像は、その持ち物や表情がはっきりと彫刻されています。
彫刻、大幕、そして人形など、『太平記』をテーマに山車全体の構成が統一されています。また、人形を上げ下げする装置には滑車が多く使われ、操り綱を使った古来の手法が残されています。
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