団扇(うちわ)の起源

最終更新日:令和2年4月1日

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 団扇(うちわ)の起源は古く紀元前3世紀の中国(周の時代)からと言われております。
 日本では万葉集にも歌われ、正倉院や京都太秦の広隆寺に残されており、奈良平安の貴族の間で、涼をとるばかりではなく、日光の陽射しをさえぎるために顔を隠したり、飾り物などとして用いられたと伝えられております。
 平安時代になって扇子が流行し、一時うちわが使われなくなった様ですが、戦国時代以降、武将たちの陣中での軍配うちわに復活し、江戸時代になってから竹細工が盛んになり、紙の製造技術の発達と共に庶民の生活の中に様々な形で活用される様になりました。
 当時のうちわは扇面に浮世絵や役者絵が用いられ、網代でつくった網代うちわ、絹をはった絹うちわなどのほかに、柿しぶを塗った渋うちわは台所の必需品として重宝がられた様です。また、その頃から盆や中元の祝儀用にうちわが活用される様になって、いつしか宣伝用うちわとして大いに活用される様になったわけです。
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