すべて手作業、21工程
最終更新日:令和2年4月1日
すべて手作業、21工程
一枚の房州うちわが出来るにはまず原料の伐採から始まります。 原料の竹は良質の女竹(大名竹・篠竹)が用いられ、虫がつかず肉が締っている十月から一月の寒い時期に安房郡市一円から伐採されます。 うちわ竹は一定の太さの部分が必要なため一本の長い竹から取れるのはほんの二、三本しかありません。 そしてその伐採された原料を21の工程で仕上げていきます。 はじめに竹の皮をむき、水洗いをして磨きあげ、次に竹を割り、柄の部分に穴をあけ、糸で骨を編み、柄を一定の寸法に切り、柄に柳の枝を詰めます。 更にスゲを差し込み,編み終えた糸の両端をスゲに結び扇形に広げ骨組みが完了します。 骨組みが完了すると、ねじれをとるため目拾をし、穂刈をし骨の曲がりを直すために炭火で焼き、紙を両面から貼り、余分な骨を裁ち落として,ふちとりの紙で周りをととのえ、ローラーできっちりとおさえて仕上げます。 |
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