校門からはいると左手に大きなかえでの木(いろはもみじ)があり、学校のシンボルとなっています。   お年寄りにお話を聞くと、大正の大震災当時は、移転前の校庭の中央に植えられていたとのこと。大正13年に校舎を現在の地に移転し 建替えた時にかえでの木も移してきたそうです。それより以前のことは、わかっていません。
  平成13年の11月には、見事な紅葉が見られました。葉が落ちはじめの頃、強風が吹かなかっ た為と思われます。旧職員の話によれば毎年、紅葉の頃に風が吹いて葉が落ちてしまうか、昼夜の気温の差が小さく、うす茶色で枯れたよ うな色にしかならなかったとのことです。不幸にも、温暖の地の房総半島南端であることがよくなかったとも言えます。平成14年は、1 0月1日の近年にない強い台風の直撃に合いました。この台風は、風台風であったため、ひどい塩害が各地で発生しました。神余地区も例 外でなく、野山の木々も作物も塩害で枯れました。学校のシンボルかえでもすべてやられました。数日のうちに葉が枯れ、すべて落ちてし まいました。

学校・地域のシンボル  かえで
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 H13 H15
高   さ   7 メートル
幹まわり  2 メートル
樹   齢  推定100年