神 余 小 学 校 区 の 概 要

1 神余とは
○「神余とは、神戸の余戸の義にて古制一郷50戸の剰余を割きて別置せられしなり」  (安房郡誌より)
即ち、天太玉命を祭る安房神社の神に仕える人の地(神戸)の戸数が多くなり、移住したのが神余地区だといわれている。

2 神余地区の概要
 神余は、館山市街地から南へ約9km離れた山間部に位置し、9区(上・大倉・山下・上の台・畑中・久所・平田・加藤・東虹苑)からなる。地区の世帯数は183戸、県道館山長尾線沿いに人家が点在している。三世代以上の同居家族がほとんどであるが、近年、別荘地「東虹苑」に移り住み第二の人生をスタートさせた老人世帯が増加傾向にある。
地域の主な産業は農業で、米づくりと野菜・花の栽培が盛んである。また、大工や左官業などの職人が多いのも特徴である。
住民の教育への関心が高く、学校に対しとても協力的である。地域住民にとっては「おらが村の学校」という意識が強く、神余子育て推進委員会を組織し、学校と一体になった教育を推進している。
PTA活動も活発であり、自主的な活動を数多く計画、実施している。なお、保護者家庭数は17戸だが地域全戸がPTA会員であり、地域を上げての子育て活動の取り組みも推進されている。また、学校教育活動にも学習パートナーとして多くの人が子どもたちの支援に当たっている。

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