これは、館山市立博物館が発行した「さとみ物語」のテキスト版です。
中世の頃、安房の地を治めていた「里見氏」の足跡を忠実に振り返った作品です。
戦国大名・里見氏は館山市内にある稲村城で安房支配を遂げて、上総へと飛躍し、館山城で城下町を作り滅びていきました。海と大きく関わりながら興亡した里見氏の歴史を追い求めてください。
■「さとみ物語」の読み方
一章から六章までで、構成されています。
さとみフリークになるために!
里見氏を一から順を追って見る→「第一章」へ
里見氏と館山城の関係を知りたい→「第四章」へ
里見氏の誕生について知りたい→「第二章」へ
まずは、1回「第一章」から読むことから始めて見るのをオススメします。
さあ、里見博士になろう!
里見氏のふるさと紀行
新田一族のこと
鎌倉御家人里見氏

南北朝動乱のなかの里見氏

鎌倉府と里見氏
里見氏以前の安房
里見氏、戦国の安房に現れる

封印された里見氏の時代

里見家の政権交替劇
里見氏と足利氏
里見氏と正木氏

上杉氏と北条氏
里見氏の上総進出
戦略のなかの里見氏

天正の内乱

流通と領国政策
豊臣政権の登場
館山城下町の建設
徳川政権と里見氏

里見家家臣団と安房の支配

国替え、じつは改易
その後の里見氏
里見氏以後の安房と家臣たち

里見氏顕彰と研究の歴史