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◆円塚山の場
マルツカヤマノバ |
円塚山(マルツカヤマ)の場
寂寞道人肩柳と名乗る修験者が、本郷円塚山にて村人が見守る前で火定に入った。日没とともに人々が帰ると、暗闇の円塚山に信乃の許婚浜路をさらった左母次郎がやってきた。村雨丸すり替えの話を聞かされた浜路は、信乃のために刀を取り戻そうとして殺されてしまう。これを浜路の腹違いの兄が目撃して仇を討つ。それは入定したはずの寂寞道人こと犬山道節だった。ところが村雨丸を手にしたところに額蔵こと犬川荘助が通りかかり、村雨丸をめぐって両雄の格闘となる。 |
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曲亭翁精著八犬士随一/犬山道節
作者:歌川国芳
製作年:天保7(1836)年 |
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曲亭翁精著八犬士随一/犬川荘助
作者:歌川国芳
製作年:天保7(1836)年 |
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