◆荒芽山の場
 
アラメヤマノバ
荒芽山(アラメヤマ)の場
信乃がいなくなった大塚村へもどった荘助は、主人の蟇六を殺した陣代を討ってしまい、庚申塚で処刑されることになった。これを知った信乃たち三犬士は荘助を救い出し、戸田川で漁師予昔平(ヤスヘイ)の働きによって追っ手から逃れると、上野国荒芽山へ向かった。上野国白井で、主君の仇である管領扇谷定正をねらって失敗した道節も荒芽山へ逃げ、荘助と再会して同志であることを知る。扇谷の追手は五犬士のいる荒芽山に攻めかかり、予昔平や曳手・単節らの活躍で血路を開いた。

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見立八犬伝之内/犬山道節
作者:豊原国周
製作年:明治16(1883)年
飛来縄手の場面、役者絵・中村芝翫
武勇魁図会、里見八犬士
作者:渓斎英泉
製作年:弘化年間頃
返璧の大角、荒芽山の道節と荘助
里見八犬伝之内渡し場ノ図
作者:歌川国清
製作年:嘉永7(1854)年
新板狂言外題尽/里見八献伝
作者:豊原国周
製作年:明治7(1874)年
里見八犬伝/荒芽山の段
作者:初代木下広信
製作年:文久3(1863)年
里見八犬士勇伝/荒芽山
作者:安達銀光
製作年:明治7(1874)年
里見八犬士勇伝/荒芽山
作者:豊原国周
製作年:明治7(1874)年
里見八犬伝/荒芽山の音音の庵
作者:豊原国周
製作年:明治時代
里見八犬伝/荒芽山の音音の庵の段
作者:歌川芳滝
製作年:明治7(1874)年