肥料コスト低減のための取り組み紹介

最終更新日:令和4年9月15日

堆肥の利活用 千葉県堆肥利用促進ネットワーク

千葉県では、循環型社会の構築のため、農業で発生する有機資源等の活用を図る取組みを行なっています。
この取組みの一環として、畜産農家で生産された良質な堆肥を広く流通させるため、千葉県のホームページで堆肥の生産販売をしている畜産農家の情報や、その堆肥の成分分析結果を公開しています。
また、堆肥の施用効果の紹介や、効果的な施用の助けとなるツールも掲載されています。

千葉県堆肥利用促進ネットワーク(外部:千葉県ホームページ)

汚泥肥料の配布

館山市衛生センターでは、し尿・浄化槽汚泥の処理に伴い発生する汚泥を有効利用するため、汚泥肥料「衛生センター1号」を生産して市内農家の皆様に無料で配布しています。
希望する方は、衛生センター(TEL:23-3566)へご連絡ください。
センターの2tダンプによる運搬も、少量から対応しています。(散布は行っていません。)

<特徴>
原料の種類 し尿汚泥
主成分の含有量 窒素全量0.1% りん酸全量0.5%未満 加里全量0.5%未満
炭素窒素比 6
実物写真はこちら
・汚泥肥料は有機質肥料の一つです。化学肥料よりも効果が緩やかで、地温に左右されます。
・水分量が多く、多少の臭いがあるので、運搬後速やかに農地へすきこみましょう。
・肥料成分である窒素は少ない値ですが、弱アルカリ性の性質があるので、酸性の土壌を中性にするなどの使用方法が考えられます。
・過去には葉物野菜(ほうれん草やナバナ)や花きなどで利用された実績があります。
・大量に連用する場合は、土壌中の亜鉛濃度が過度にならないように定期的に検査をしましょう。


 

肥料コスト低減体系緊急転換事業(5次公募 9/30まで)

地域に適した肥料コスト低減体系の確立に向け、慣行の施肥体系から肥料コスト低減体系への転換を進める取り組みを支援する事業です。

【補助対象事業の内容】
■肥料コスト低減体系への転換確立に向けた検討会の開催(補助率:定額)
■肥料コスト低減体系への転換(必須)
 1.土壌診断及び診断結果に基づく施肥設計の見直しに必要な取り組み※(補助率:定額)
 2.肥料コスト又は施肥量を低減する技術を活用した取り組みの実証※(補助率:2分の1以内)
  (局所施肥・可変施肥に係る農機レンタル費、リモセン撮影・解析費、緑肥種子の散布代行費、
   すき込み代行費等)
 1のみまたは2のみの取組でも対象
■肥料コスト低減効果の情報発信(必須)【補助率:定額】

【対象者】 農業者の組織する団体

【問合せ・提出先】 
千葉県農業再生協議会(千葉県安全農業推進課内)
043-223-2888

事業詳細
千葉県ホームページ
農林水産省ホームページ
このページについてのお問い合わせ
経済観光部農水産課園芸係 住所:〒294-8601 千葉県館山市北条1145-1
電話:0470-29-5865
FAX:0470-23-3115
E-mail:nousuisanka@city.tateyama.chiba.jp
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