RSウイルス感染症に注意しましょう

最終更新日:令和8年2月18日



RSウイルス感染症とは
RSウイルスの感染による呼吸器感染症です。1歳までに50%以上が、2歳までにほぼ100%の乳幼児が、少なくとも1度は感染するとされています。特に生後6か月以内の乳児や低出生体重児、基礎疾患のある小児や高齢者が感染すると重症化する可能性があります。

主な症状
<乳幼児>
潜伏期は2~8日とされ、発熱、鼻汁、咳などの上気道炎症状が数日続き、場合によっては、気管支炎や肺炎などの下気道症状が出てきます。初めて感染した乳幼児の約7割は軽症で数日のうちに軽快しますが、約3割では咳が悪化し、喘鳴(ゼーゼーと呼吸しにくくなること)や呼吸困難、さらに細気管支炎の症状がでるなど重症化することがあります。重篤な合併症として注意すべきものには、1歳以下では中耳炎の合併症がよくみられる他、無呼吸発作、急性脳症等があります。
<成人・高齢者>
一般的には、風邪の様な症状のみで重症となることは少ないとされていますが、慢性呼吸器疾患等の基礎疾患のある高齢者や免疫不全者では、注意が必要です。

感染経路
感染経路は、主に接触感染と飛沫感染です。
【接触感染】感染している人との直接的な接触や、ウイルスがついている手指や物品を触ることで感染します。
【飛沫感染】感染している人の咳やくしゃみのしぶき(飛沫)に含まれるウイルスを吸い込むことで感染します。

予防と対策
  • 日常的に触れるおもちゃ、手すりなどはこまめにアルコールや塩素系の消毒剤などで消毒しましょう。
  • 流水・石鹸による手洗い、またはアルコール製剤による手指衛生を行いましょう。
  • 鼻汁、咳などの呼吸器症状がある場合はマスクを着用し、手洗いや手指衛生といった基本的な対策の徹底を行うことが大切です。
  • 生まれてくる子どもの予防を目的とした妊婦さんを対象としたワクチン(令和8年4月1日より妊娠28週0日から36週6日の妊婦を対象に定期接種となります。)があるほか、60歳以上を対象としたワクチン(自費接種)があります。

厚生労働省「RSウイルス感染症に注意しましょう(令和7年9月更新)」
RSウイルス感染症Q&A(厚生労働省)

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