水痘(帯状疱疹)に注意しましょう

最終更新日:令和5年12月6日

水痘とは、いわゆる「みずぼうそう」のことで、水痘帯状疱疹ウイルスによって引き起こされる発疹性の病気です。空気感染をするので、感染力が強く、冬から春に起きやすい感染症ですが、年間を通じて患者の発生がみられます。
発疹が出る前から発熱し、発疹は紅斑(皮膚の表面が赤くなること)から始まり、水疱、膿疱(粘度のある液体が含まれる水疱)を経て痂皮化(かさぶたになること)して治癒するとされています。

帯状疱疹とは、子どもの頃に感染した水痘帯状疱疹ウイルスが、加齢や疲れ・ストレスなどの影響で身体の免疫力が下がった時に、再び活動を始めることによって起こる病気です。体の左右どちらか一方にピリピリと刺すような痛みと発疹が帯状にあらわれます。発疹が治った後も、約2割の方が神経の損傷によって痛みが長期間残ることもあり、これを「帯状疱疹後神経痛(PHN)」とよびます。帯状疱疹が現れる部位によって、角膜炎、顔面神経麻痺、難聴などの合併症を引き起こすことがあります。
 
帯状疱疹の予防には、日常生活における体調管理が重要です。バランスのとれた食事、適度な運動、十分な睡眠など、健康的な生活習慣を心がけ、免疫力を低下させないようにしましょう。
また、帯状疱疹は、早期発見・早期治療も重要です。抗ウイルス薬による治療は、早く開始するほど効果が期待されるので、帯状疱疹かもしれないと思ったら早めに医療機関を受診しましょう。 

 
<予防接種について>
【幼児】水痘ワクチンの定期接種は、1歳から3歳未満までの方を対象に、2回接種としています。1歳を過ぎたら、早めに接種するようにしましょう。
 
【成人】帯状疱疹予防として、50歳以上の方は、水痘ワクチンを任意接種(自費扱い)で受けることができます。希望する方は、主治医に相談してください。
 
関連サイト
厚生労働省 水痘
 
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